地方移住

こんばんは。
11月より、九州は大分県の杵築市に、
地域おこし協力隊として地方移住した
元転勤族妻の真田亜希子です。



めっきり寒くなり、今年も残すところあと僅か。
お元気でお過ごしでしょうか?

早いもので、
11/1に着任してあっという間に
1ヶ月が過ぎてしまいました。

色んなことがあり過ぎて、
どこからどう書いたら良いのか?
なくらい盛りだくさんな日々を送っています。


イベントでは同期の隊員の方と
着物を着て城下町散策をしたり、
仕事では市内のあちこちに行き、
空き家の登録や移住したい方の対応などしています。


そんな風に着任して1ヶ月。



住んでみて感じた下記項目を、
良かったこととそうでないことと分けて
書いてみたいと思います。

●都会から地方移住して住んでみて感じたこと。
●地域おこし協力隊として勤務してみて感じたこと。
●別居婚で感じたこと。



【良かったこと】


1.空が広く青くて雲がダイナミック!
子供の頃見て育った、山の連なり、
稲刈り後の田んぼの風景、など

棚田が広がる日本昔話のような世界



日本の原風景のような風景を毎日見ることができる。
夕焼けも朝焼けも山から登る景色がとってもキレイ。

杵築城と空と海


2.星がこんなにたくさんあったんだ、
と夜空の美しさを改めて実感。

3.野菜、果物、お魚、お肉など食材が安くて豊富。
大分は特に原木椎茸、地元で獲れる
鯵、ブリ、牡蠣、イカが安い!

野菜直売所もちょこちょこあり、
一種類100円で旬の野菜が買えてしまう。

そして野菜を作っている地元の方から、
とにかくたくさんの食べきれないほどの
野菜やみかんを頂く。

4.道もお店も空いている。並ぶことがない。

5.コンビニに行かなくなった。(行く必要を感じない)

6.疲れたら仕事帰りにすぐ温泉に行ける。
(職場、自宅、温泉まで車で5分以内)

7.ホームセンターの品揃えが凄すぎて
自分でなんでも作れそうな気になり楽しい。

8.地域おこし協力隊という存在は知られているので、
「協力隊で移住して来ました。」とご挨拶すると、
不審に思われることがなく、
温かい目で見てくれる方が多い。

9.協力隊ということで、
街のいろんな方と知り合えるチャンスが多い。

10.オフィスに自分のデスクがあり、
組織所属の肩書きのついた名刺を持つことが
転妻ではなかなか機会がなかったので、
新卒時代の就職のようでとても新鮮。

11、仕事帰りに「今日(家族のために)何を作ろう」と、
晩御飯の心配をしなくなった。

自分が食べたいものや、
昨夜からの作り置きを食べても誰にも文句を言われない。

12.テレビを持たない生活にしたので、
夜の時間が静かで豊か。

読書をしたり、音楽を聴いたり、
編み物したり、ゆっくりお風呂に入りながら本読んだり、
気兼ねせずに自分だけのために時間を使える。

13.転妻時代に持てなかった本棚と食器棚を持てた!
(本棚に並んだ本のある生活をずっとしたかった)

14.自分の好きなインテリアにして家中を飾ることが出来、
収納も含めて自分の好きな空間作りが出来る。

15.何をするにせよ自分の気持ちだけを
最優先すれば良くなった。

稲を刈り取った後の形がかわいい



【では、逆に「うーむ、これは…」ということ】


1.テレワークの広がりにより、ネット接続に時間がかかっている。
すでに1ヶ月以上待たされているし、工事日がいまだに未定。
いつ我が家は開通するのだろうか??

2.協力隊の仕事が予想以上に忙しく、
いっぱいいっぱいになってしまう。

3.ゴミ出しの日が少ない。

4.外食しちゃえ!と簡単に外食出来るお店が少ない。
(あるのかもしれないけど、まだよく知らない)

5.1人暮らしなのに、ついつい今までのクセで
それ以上の食材を買ってしまう。

6.観たい映画をすぐに観に行けない。

以上です。

比べてみると、良いこといっぱいですね。

毎日がとても楽しいですし充実しています。

SNSを見る書き込む時間と心の余裕が、
ほとんどなくなってしまったくらいです。

田舎暮らしとはいえ割と街中なので、
職場、スーパー、ホームセンター、
病院などもすべて車で5分以内に揃ってます。

同期の方は車無しでいらっしゃいました。
車無しでも過ごせるかな?と思うくらい便利です。

自分でフルタイムで働いて稼ぐと言うことは、
本当に大変だな、と今更ながら夫への感謝の気持ちを感じつつも、
社会的にちゃんと必要とされているような気がして、
充実感を感じています。

地域おこし協力隊には、賛否両論あるようですし、
地域によって待遇も仕事内容も様々です。

私の担当は、移住定住空き家バンクなので、
まずはここの地域のことを知らないと!と、
仕事の合間やお休みの日に、
歴史風土学んだり地域の人たちと
交流して過ごすようにしています。

江戸時代から続く古民家。


コロナの影響もあるのか?
テレワークが広がったこともあるのか?
日々、移住したい方、
空き家を見たい方のお問い合わせをいただいています。

旧お屋敷でのお月見イベント


満員電車もない、パーソナルスペースが広い、
空気も空もキレイ、産地で採れたてのものが手に入る、
必要な時だけ都会に行けば良い。

地方移住、なかなか良いですよ。

今月からは、東京、大阪、福岡の
移住フェアなどに出張に行き始めます。

新しい出会いがありそうで、これもまた楽しみです。

東京、大阪、福岡の近くにお住まいで、
大分への移住について知りたいと言う方は、
お気軽にお越しくださいね。

また、地方移住についてコラムで
どんなことを書いて欲しいか教えていただきたいな〜と思います。

どんなこと皆さんが知りたいのかな?と、
今回もすごーく悩んだんです。

空き家のこと、田舎暮らしのこと、
ライフスタイルのこと、
他の移住者の人たちの暮らし方などなど、
それぞれ色々あると思います。

今後記事を書く上で参考にさせていただきたいと思いますので、
こちらのコメントでも、インスタ、Facebookの
ダイレクトメッセージでもお気軽にご連絡くださいね。

12月のテーマは、着任してのその後と
感じた地方移住についてでした。

これから師走に向けてますます寒くなります。
暖かくしてお過ごしくださいね。

R-doorオンラインサロンでは、
コラムニストやメンバーの皆さんとの
交流が出来ます。

【プロフィール】真田亜希子
岐阜県出身
2021年11月から大分県杵築市の地域おこし協力隊

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