骨密度が低かったら?親世代の骨活エクササイズ
R-doorのみなさん、こんにちは
整形外科、背骨の専門医のいとうかおるこです。
毎月第3水曜日に女性のヘルスケアをお伝えしています。
暑い時期が過ぎ、いかがお過ごしでしょうか?
例年になく大雨が続き、
災害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。
お盆には帰省されなかった方も多いと思いますが、
ご家族とお電話はされたのではないでしょうか?
どうしても健康が気になりますね。
元気が一番!!
今回のテーマは
【骨密度が低くかったらどうするの?】です。
40代になると子育てもしながら、親の介護も必要になってきます。
このご時世のため、クリニックにいらっしゃる患者さんは
「最近運動不足で骨密度が心配なんです…」とおっしゃっいます。
骨密度が20~44歳の方と比べて7割切っていたら、
骨粗しょう症と診断し、
【採血とレントゲン】の検査をします。
骨は作ったり壊したりを繰り返していて、
このバランスが崩れると骨粗しょう症になるのです。
女性ホルモンが関係しているので、
閉経後または子宮や卵巣のご病気で手術して
摘出(てきしゅつ)した方に多いのですが、
他のご病気でも骨粗しょう症になることがあります。
そこで、採血で調べます。
また、骨粗しょう症は自覚症状が出にくいので、
気づかない内に背骨がちょっとずつ潰れていることがあるので、
背骨のレントゲンをとって確認します。
その結果で、
食事やエクササイズのアドバイスや
お薬や注射の治療をご相談します。
男性も50代から骨密度が低くなるので、
是非、ご両親や親戚の方に骨密度検査と
運動不足でも簡単に出来るエクササイズをお伝えして頂けると嬉しいです。
《親世代の方へ、おうちで簡単エクササイズ》
・階段で踏み台昇降
・立った姿勢で机または手すりにつかまり、踵(かかと)を上げ下げ
外に行けるようであれば
・週2,3回ウオーキング
15~30分骨は踵に刺激を受けると強くなるので、オススメです。
皆さまがHappyになりますように
R-doorオンラインサロンでは、動画でエクササイズをご紹介しました!
コラムニストやメンバーの皆さんとの
交流が出来ます。
【プロフィール】
女性のための整形外科かおるこHappyクリニック院長
(2021年7月帝国ホテル本館4階に開業)
大学病院の骨粗しょう症外来で年間1000人以上の患者さまを診察して、
閉経前から予防の重要性に気づき、
「いつまでも背筋を伸ばしてハイヒール」をモットーに
食事や運動、メンタルを3本柱に骨活(ほねかつ)をお伝えしています。
9月に骨活プログラムのモニター募集予定です。
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