インド女性のファッション

こんにちは!村井友起子です。
R-door海外コラム、これが最後の通信となります♡
 

最後のテーマは、
【インド女性のファッション】
多様化するインド人女性の生き方。
 



今回は、
私がインド駐在していた時のお友達が
「2回目インド駐在」の人が何人もいるので
写真の協力をしてもらいました。
 
ハイブランドが集結するショッピングモールではなく
一般住宅の近くにある、ローカルマーケットでの住民の様子。
 
ちなみに・・・!!
今回2回目インドの友人の話で一番の衝撃は、

 

Blinkitというアプリを使うと
新鮮野菜から洗剤まで、
注文から8分で届く という
なんとも信じ難いシステム!!!!

 

え、お隣さん来た??って感じですよね。
びっくりすぎのインドの発展です。
 

サリーだけじゃない、女性ファッションの多様化

私がインド(デリー)に行った時にびっくりしたこと
それは・・
「みんなサリーじゃないんだ!!」 
ってことです。笑
  
外国人が「え、日本人ってみんな着物じゃないの??」
って思う様な感覚かな。(今更もうないか。。。)
  
インド人女性、と言ってもこれは地域性が強く
他の地域よりも、デリー女性のお洋服は多様化しています。
 
種類はいろいろありますが
調べてみるとこんな感じ…
 
正直、名前が難しいし種類はいろいろある+組み合わせもいろいろある
全然覚えられません。。。そして、間違ってたらごめんなさい。
 
 
 
1)サリー
(7mくらいの一枚の布を巻きつけて着るもの。)
日本人は、ワンタッチサリーと言って、すでに巻いている様な状態で仕立て直してもらって、スカートを履く様に着ている人が多いです。
 
写真でわたしが着ているのは、刺繍がギラッギラのサリーです。普段こんなにギラギラのものは着る人はいないですが、
人と集まるときやパーティーなどで使いますね。
 
普段着ている人がいても、コットンの軽いサリーです。
とはいえ、普段使いでサリーを着ている人って
本当に見なかったと思います。。。


 
 
⬇︎のパンジャブドレス(そしてコットン)の方が気楽なんですよね。
 
 
2)パンジャブドレス
男女ともに着用される。
上半身を覆うカメーズと呼ばれるトップス、
もしくは、
クルタという膝下以上の長いシャツの様な衣服+
サルワールという、ふんわりと広がり裾は窄まっている形状のパンツ。もしくは、レギンスを合わせる。
 
ちなみにこれ、子供が着たらめちゃくちゃ可愛いのです♡
男の子も、女の子も。
私も何枚か持っていたんですが、普段着はコットン100%で
日本のコットンよりはとっても薄くて涼しいです。
もちろん、コットン以外にもシルク、ベルベットなどの素材が
あり、襟や袖口、裾などに模様や刺繍が施されていることがあります。


 

3)サルワールカミーズ
女性が着用することが一般的な衣装。
シンプルなデザインで、腰から下がゆったりとしたサルワールと呼ばれるパンツと、
上半身を覆うカミーズと呼ばれるトップスがセット。
 

 
4)レヘンガ
写真の、私が着ているサリー
(改造してワンタッチ式にしている)は
「レンガ(レヘンガ)みたいだね!」と言われていましたが
たしかに
上下のデザインが違うと、サリーっぽくないんだなと今気づきました。
 
そして近代以降、インドの女性の服装は、西洋のファッションの影響を受け、より多様化しました。
 
現代の、特に若いインドの女性は、サリーだけでなく、
様々なスタイルの洋服を身に着けるようになりました。
 



 
5)デニム+Tシャツ など。
デリーでは、スキニーのデニムが人気です。これは10年ずっと変わらないみたいです。
正直、気温40度を超えてからのデニムって、、、、
しんど!!!!って思うので
私はデリーの夏、デニムを履いたことはありません。
 
インドの服の方が、素材や形が涼しく感じられる様に
作られているので
日本製の夏のパンツも、暑いです!!
 
ポリエステルなど、コットン以外の素材が入ると、途端に熱がこもりますもんね。
 
 
話を聞くと、デニムを履くのは
今や若い女性だけではないようです。
 
友人が先日「メイドさん(4-50代)もデニムで来た!」
と言っていたのでびっくりです。


 

時代が変わって、
インドの中でも、そしてデリーの中でも多様化している
女性のファッション。
 
 
ファッションが多様化している、そして
生き方も多様化しているんですよね。

 
近年は女性の社会進出が進み、様々な分野で活躍する女性も増えています。
例えば、政治家や官僚、会社員、医師、弁護士、エンジニアなど、
女性たちは多様な職業に就いています。
  
   
また、女性たちが結婚後にも職業を続けることができるように、
共同家族住宅から単独居住の形態に移行するケースも増えているそう。
さらに、デリーでは、
女性たちが自己実現や趣味の追求などを目的に、
カフェやレストラン、美術館や映画館などの公共施設を利用することが一般的になってきています。
 
女性専用の車両を導入した地下鉄や、
女性専用タクシーの導入など、
女性の社会参加を促す政策も進んでいます。
  
  
そうは言ってももちろん、
この日本よりもまだまだジェンダー格差が激しいインド。
 
  
先日、3月8日は”国際女性デー”でしたが
この先「なんでそんなのがあるんだろう??」
「なぜ女性のための日??」と皆が疑問に思うくらいに
 
真の意味で、世界中が
ジェンダー格差のない世界になりますように。
 
 

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ブランディングプロデューサー
 
長男が1歳になった2011年3月にインドへ。
インド(ニューデリー)4年半とアメリカ(ニューヨーク)で2年子育て。
 
コラムでは、インドのことを発信。
ネタ満載の日常生活だが、慣れてしまえば象が道路を歩いていることも「普通」になる
摩訶不思議INDIAについてお伝えしてきました。
 
ありがとうございました♡
 
Instagram
https://www.instagram.com/muraiyukiko

村井友起子