帯状疱疹って?
R-doorのみなさん、こんばんは
整形外科、背骨の専門医の
いとうかおるこです。
毎月第3水曜日に女性のヘルスケアをお伝えしています。
暑くジメジメした日が続いていますね。そんな仕事の朝も正面玄関には
ひまわりが飾ってあり、元気いっぱいになります!
梅雨から暑い夏にかけて、体力免疫力が弱るのか、
帯状疱疹(たいじょうほうしん)の患者さんが増えます
皆さんの周り方はいかがでしょうか?
私は母も祖母も帯状疱疹が出たことがあり、
痛そう(泣)と思っていました。
\帯状疱疹とは?/
子供のころになる、
水ぼうそうのウイルスが治ったあとも
神経にいて、過労やストレスで
免疫力がさがると、皮ふや神経に炎症を起こします。
90%以上の方はウイルスが潜んでいます。
痛みが先に出てその後水疱になり
2割の方は
帯状疱疹後神経痛になり
痛みが続いているのです。
特に顔や頭に出来ると痛みが強いです。
そして、
実は50代から帯状疱疹になりやすく
80才までに3人に1人がなると言われています。
実はその発症と後遺症を予防出来るワクチンがあるのです!
一つは生ワクチンと言われ、弱くした
ウイルス入れるもので
発症は50〜60%発症を抑えられ
神経痛も1/3になります。
効果は5年ほど
8000円前後
もう一つは不活化ワクチンというもの
で感染する能力を失わせたもので
97%も発症を抑えられ神経痛も抑えられ効果は10年ほど
さらに2ヶ月あけて2回接種が必要
2回接種で4万から5万
注) お住まいの自治体で助成が受けられることがありますので是非ご確認を
メリット、デメリットがそれぞれあります。
私は50才になったら打ちます!
これから予防医学も進んでいるので
正しい情報と知識で
いくつになっても
元気に過ごしましょう~
Happyな毎日になりますように
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【プロフィール】
女性のための整形外科
かおるこHappyクリニック院長
(2021年7月帝国ホテル本館4階に開業しました)
大学病院の骨粗しょう症外来で
年間1000人以上の患者さまを診察して、
閉経前から予防の重要性に気づき、
(現在も非常勤講師として大学病院で骨粗しょう症外来を担当)
美容誌美的のWeb版 biteki.comのヘルスケア
「女医に訊く保健室」で11月毎週水曜日に
腰痛や骨粗しょう症についてお伝えしています
3/17発売のオレンジページで
骨粗鬆症の記事を監修しました。
5/25発売の雑誌クロワッサンで
女性ホルモン特集の中の
《未来のための骨活プログラム》を
監修しています。
「いつまでも背筋を伸ばしてハイヒール」を
モットーに
食事や運動、メンタルを3本柱に
骨活(ほねかつ)をお伝えしています。