大人の夏には欠かせないハーブ!!!

こんにちは!
「ハーブのある暮らし」島村早苗です。

7月のテーマは
「大人の夏には欠かせないハーブ!!!」です。

今月は「茗荷」ミョウガ


(ショウガ科・ショウガ属・多年草)
学名  Zingber mioga
原作国 熱帯アジア
由来と特徴
「メガ(妹香)」の名前
「本草和名」→(日本最古 薬物辞典)記載

みょうがの意味は「妹香」(めが)と言われて
「め」は女の意味です。

みょうがは中国から渡ってきたようです。

そのときに「しょうが」と一緒に渡ってきました。
しょうがは「兄香」(せが)の意味があるようです。

「せ」は男の意味です。
しょうがとみょうがは兄妹、男女の関係だったのが面白いです。



香りの強いショウガを(男)と見立て、その対で
香りの弱いミョウガを(女)と見立てた事からから
この意味から付けられた。



茗荷の芽をミョウガダケ
茗荷の花をミョウガノコと言った。


『ミョウガは十大家紋の一つとしても』
有名なのが面白いです。


みょうがは冥加の意味があり神仏の加護が
あるとのことで家紋としても使われています。


「茗荷」とは当て字で足利時代ごろから使用されていました。

古から食用とされていますが、
花期により夏茗荷と秋茗荷

夏茗荷・・・緑がかった部分もあり若い感じで重なりが少なめ
秋茗荷・・・ピンクの色が濃いめで身が詰まっている感じ
*夏に植えたら夏茗荷、秋に植えたら秋茗荷*



ところで茗荷を食べると物忘れがひどくなる!!
それって本当ですか???
↓↓↓↓↓↓↓↓
☆☆☆茗荷に逸話あり☆☆☆

お釈迦様の弟子に
周梨槃特(スリバンドク)もしくわ(シュリバンドウ)という
名前の者がおりました。

弟子は熱心に修行するとても人の良い者でしたが
とにかく忘れ物がひどく、覚えた事も直ぐに忘れてしまい。
挙げ句の果てに自分の名前を忘れてしまう程でした。

お釈迦様は困り果てて、考えたあげくその者の首に名札を下げさせました。
(背中に名札を貼っていたと言う説もあるようです)

彼の死後、墓から見慣れぬ草が生えてきました。
生前名札を付けていた事にちなんで村人がこの草を
「茗荷」と名付けたのです。

そしてこの事から、
この茗荷を食べると忘れ物が酷くなると言う俗説が生まれたと言われています。

このスリバンドクが日本アニメのキャラクターになっているのです! 

それは。。。
天才バカボンのレレレのおじさんです
驚きですね!

忘れ物は多くなりませんので。
夏を美味しく乗り越える為にも
是非ミョウガを食べてみてはいかがですか?


ミョウガは

・刻んで薬味




・天ぷら



・ピクルス



・お寿司(押し鮨・握り)




暮らしにハーブを取り入れる事で
季節を五感で感じ取りながら内面からの美しさを磨き、
育てることが出来ます。


日々の暮らしに取り入れて
満たされた心で周りの人を幸せにしてください。


今月も最後までお読み頂きありがとうございました。

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<プロフィール>
群馬県在住、埼玉県に勤務(往復100Km通勤3h
高2の娘と中3の息子と2児の母
働きながら、自分が今出来る事、
やりたい事自分のペースで楽しんでいます。
名前のことだま師
ひらがな50音から名前の音の中に込められた名前の意味をお伝えしてます。
(氏名は使命)名前はあなたへのメッセージ!
ハーバリスト
自然をもっと身近に。緑ある暮らし。
四季を感じながらより素晴らしいライフスタイルを!
現在テーブル茶道学び中
R-doorにてスィーツコラムを担当されていた
冨田尚子さんの「お抹茶コミュニケーションSUI」にて
素晴らしいお抹茶の世界を通して自分と向き合いながら様々な気づきを学んでいます。

島村早苗