スペインでビックリした・焦ったスペイン語
日本でも春の訪れを感じる景色を目にするようになり、
日本に行きたいなぁ・・・
と、日々思いを募らせております
みなさん、お元気ですか?
3月は年度末ということで、
みなさんもとても忙しい時期ではないでしょうか。
それでも、日本の卒業式や入学式って、
子供の成長をしっかり感じられる良い節目ですよね。
海外ではその辺りがゆるゆるなので、
改めて日本の式の良さもしみじみと感じたりします!
さて、今日はみなさんにクスッと笑っていただけたら嬉しいなと思い、
趣向を変えて、私がスペインに来てからビックリした、
または、焦ったスペイン語についてご紹介したいと思います。
では、始めます!
●アホ
これは結構有名だと思いますが、
スペイン語のアホ(ajo)はニンニクという意味です。
最初の頃、「アホはいくつほしい?」という会話だけで
ちょっと顔がゆるんだのを思い出します!!
●ブランコ
スペイン語の「白」という意味のブランコ(blanco)。
公園で「ブランコ」という言葉を耳にしただけで、
遊具のブランコが頭に浮かびました。
ちなみに、遊具のブランコは「バランシン(balancín)」
と言います。全然違いますね!!
●「ラ・クカラーチャ」
小学校の頃、みなさんは「ラ・クカラーチャ」という
歌を音楽の時間に歌いませんでしたか?
リズムが良い歌で、
「丘のふもとまーで〜 続いていくみーち〜♪」と
みんなで歌った記憶があります。
この「ラ・クカラーチャ(cucaracha)」は、実は
スペイン語の「ゴキブリ」です。。。
原曲はスペイン語で、歌詞は
「ゴキブリ、ゴキブリ、もう歩けない。なぜなら足が一本足りないから。」
と続きます。。。
結構ショックでした・・・
次は、お店や会社の名前で驚いたものをいくつかご紹介しますね。
●Bimbo
このBimboという会社はスペイン語圏やアメリカでは有名な食品メーカーです。
メキシコに移住したスペイン系の移民家族が1945年に創業したパンの会社で、
その後は他の食品も製造・販売するようになりました。
日本語で書く時は「ビンボ」と書かれますが、
実際は「貧乏」と聞こえます。。。
パンはスペイン語でも「パン」なので、
まさに「Pan Bimbo」が「パン・貧乏」と聞こえてくるんですよね。。。
ちょうど、私が中学生位の頃、兄と兄の友人達が、
100円で売られている大きな菓子パンを「貧乏パン」と
よんでよく買っていたことが思い出されて、
一人クスッと笑ってしまうことがあります。
日本では受け入れられない名前だと思いつつ、それでも
世界33ヵ国に展開されているこのメーカー。
なかなか侮れませんよ。
●Eroski
これは、スペイン北部にあるバスク地方系のスーパーの名前です。
スペイン北部系とは言え、大型スーパーなので、
もちろんマドリッドにもあります。
最初この名前を目にした時は、
それはそれは強い衝撃を受けました。
「エロ」って・・・。「好き」って・・・
新鮮な生鮮食品があって、かなりスーパーの中では人気がありますが、
それでも日本語の思考回路の時にこの言葉を言うのは違和感を感じてしまいますね!!
●Tchin Tchin (Chin Chin)
「Chin Chin」というのは、スペイン語では乾杯の時に言う言葉です。
グラスとグラスがカチンと音を立てる様子を表しているのですが、
日本語に換えるとこれも違和感アリアリですね。
(ちなみに、日本から友人が来ると、
このスペイン式の乾杯の仕方に大興奮します・笑)
この名前は、マドリッド中心地にあるバル・喫茶店の名前ですが、
こうしてお店の名前を目にすると気になるものです。。。
最後は、スペイン語の中に意外と定着している日本語です。
●柿
よく、「海外に住んでいると柿が恋しくならない?」と
言われますが・・・なりません。
なぜなら、スペインにも柿が売られているからです!
スペインで一般的に見られる柿は、
日本のもののように平べったく丸くなっているのではなく、
ボールのように丸い種類です。
でも、味は同じで、お値段は日本よりかなりお得です。
そして、なんとスペイン語の名前も「カキ(caqui)」!
発音は「牡蠣」になってしまいますが、
これを知った時は嬉しかったですねぇ♡
●屏風
スペインでも、インテリアで「つい立て」を使うことが
ありますが、モダンなものも含めて「ビオンボ (biombo)」と呼ばれます。
語源は日本の屏風なのですが、
どうしてこう呼ばれているかと言うと、
どうやら日本と深い交流のあったポルトガルが使っていた
「ビオンボ」がスペインに伝わったからのようです。
最初、「ほら、日本から来ているビオンボが・・・」と
言われても全くピンと来ませんでしたが、
日本の文化が息づいているのを知るのは嬉しいものですね!
そして、最後におまけ。
●ポトン
ポトン(potón)というのは、アメリカオオアカイカというイカの一種で、
ヨーロッパでは食用に売られている大型のイカになります。
普通のイカよりお得なせいか、
よく缶詰で売っているのも目にするのですが・・・
「ポトン」って書いてあるのを目にしてクスッと笑ったのは私だけではないはず!!
写真は、「ポトンの缶詰」です。
皆さんがちょっとでもリラックスできたなら嬉しいです!
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《プロフィール》
性教育とコミュニケーションのコーチとして、
「社会が教える前に子供達に教えたい性教育」を、現在スペイン語と日本語で開催中!
音楽学校のピアノ科学生として日々ピアノに励むかたわら、3人の子供の育児に全力投球。
アクシデントがあるのが当たり前の日常を送っている。
好きなことは、大好きな友達とのおしゃべり、子供と一緒に週末ゆっくりブランチを作ること、旅行、美術館訪問、喫茶店でお茶を飲むこと、散歩、寝る前の読書。(そのまま眠りこけることも多々あり。)