台湾女子が得する【情人節】バレンタインデー

R-doorの皆様 ♡
大家好!(ダージャーハオ)
週末台湾tripへと皆様をご案内します♡
日本在住、台湾出身の水藤 家如 (Suito Jaru)です。




日本中のデパートやお店がピンク、赤のハートで飾られ
バレンタインチョコレートのコーナー目立ってきましたね。


うん十年前(^^;)…
日本のバレンタインは、
女性から男性にチョコレートをプレゼントする習慣にびっくりした私

今では義理チョコや友チョコを爆買いすることになるとは
思いも寄らなかったです(笑)



今回は台湾でのバレンタインの風習、過ごし方をご紹介したいと思います♪




日本のバレンタインは圧倒的に
女性から男性にチョコレートを渡すのが主流となっていますが
殆どの国では、プレゼントは男性から贈り、女性は受け取るだけです。



台湾でもバレンタインは男性から女性へプレゼントをします



しかも〜
台湾のバレンタインは年に 2回 ✨もあります^^



2月14日の「西洋情人節」
2度目のバレンタインデー旧暦7月7日の「七夕情人節」です!





情人」とは、「恋人」という意味です。



ことばの通り、バレンタインは恋人たちだけの日なので、
日本のように上司や友達に義理チョコを渡す習慣もありません。



そしてプレゼントを渡すよりも一般的には大切な人と食事をして過ごします。



台湾や中国では、旧正月も2月にあるため、あまり大々的にというよりかは、
恋人たちとちょっとしたお祝いや記念日のような感覚で過ごす事の方が多いです。



恋人同士で高級ホテルのレストランへ行ったり、
若いカップルはリーズナブルなアフタヌーンティーで二人の時間をゆっくり過ごします。



もちろん、すべて男性の奢りです。



バレンタインデー(情人節)が近づくと
高級ホテル・高級レストランの予約が一気に埋まってしまいますので
台湾でバレンタインを過ごす時は注意が必要です!



前もってちゃんと行きたいお店の予約をした方が確実ですよ。



そして、台湾や中国ではこっちが本番です。

二回目のバレンタイン
「七夕情人節」は旧暦7月7日(毎年8月頃)
です。



日本のように、七夕の日笹の葉に短冊を付けて願い事を書く…
というような習慣はありませんが
プロポーズをする日として定番となっています。



台湾男子からバレンタインデーに薔薇を受け取った時は
薔薇の本数に注意♡



薔薇の本数によって込められた意味がそれぞれ異なります…



一本なら「君だけを愛してる」


11本なら「一生愛してる」



100本なら「結婚してください」



という花言葉が込められているんです。
なんてロマンチックなんでしょう♡



じゃあ、台湾の女性はお返しはどうしてる?
ございません(笑)



最近では日本のホワイトデー(男性から女性にプレゼント)が、
台湾にも有名になりつつあり、定着こそまだまだしていませんが
年に3回のバレンタイン…なんてことも。



日本のホワイトデーのように
バレンタインに受け取った側がお返しすることもありません。



そのため、台湾女子はただただ甘やかされ
台湾男子はただただ尽くす



本当に?
ええ、本当です



台湾の男性は優しいのです!



女性をもてなしたり甘い言葉でたくさん褒めてくれたり!
女性がもてはやされ、えこひいきされるのです。



若い頃 それが 当たり前と思っていた私
日本人の妻になれるのかしら…と、相当周囲に心配されました(汗)
だけど、長年の国際結婚&日本での暮らしで私は悟りました



台湾にはない「本命チョコ」「義理チョコ」「友チョコ」
お世話になった方々へ日々の感謝の気持ちを伝えるって
とても素敵な文化だという事を。



バレンタインに仕事の仲間や上司、旦那さんにチョコレートを渡すようになって
感謝の気持ちをそのまま伝えてみたら相手も笑顔になってくれるんです。



自分の気持ちを素直に伝えてみようと気持ちを切り替えたら
相手の反応も変わったのが分かりました。



ホワイトデーには、自分があげた感謝の気持ちがまた返ってきて
お互いを思い合う感謝の心が私にはとても素敵だと感じたんです。




お互いを思い合う気持ちが、バレンタインとホワイトデーで循環する
人間関係もまた良くなっていく。
そんな日本のバレンタインが私は好きです。



素直に日ごろの感謝を表せるバレンタイン。

「いつもありがとう」という気持ちを大切な人に 
これからも伝えていきたいと思います♡



一番大切な事は、愛を伝えるということですよね。


ただ
ここだけの話


バレンタインシーズンになると我が儘 
台湾女子の血が血が騒ぎ出しそうです…



そんな甘いひと時にピッタリな台湾茶を紹介します。


大切な人とゆっくり過ごす時間にちょっと、ひといき。
「茶一福」さ、いっぷく
金萱茶(キンセンチャ)


生産地は台湾の高山茶の名産地・嘉義県阿里山茶区。
中発酵(20~30%程度)の金萱茶は金色のお茶で、
さっぱりとした味わいとココナツやバニラのような甘い香りが楽しめる烏龍茶です。



特にマイルドな甘い香りは女性にも人気があります。
是非、おためしください🍃



次回は、若くても「老婆」、細くても「太太」と呼ばれる=「奥さん」
【漢字の違和感】と、そんな違和感のモヤモヤに【スッキリな台湾茶】をご紹介します。
どうぞお楽しみに♪
それでは良い週末を〜再見!


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質問にもお答えしています。



≪プロフィール≫ 
水藤 家如 (すいとう じゃる)
日本在住、台湾台北生まれ、台湾育ち
元米系航空会社の地上職員&社内教育のインストラクターとして約27年間半勤め、
2020年8月に退職。
同年、MBA(経営学修士)取得を機起業を決意。
2022年〜【茶一福】さ、いっぷく!
日本人の方々に台灣茶、台灣の方々に日本テーブル茶道を、お茶を楽しみながら、
言葉や文化についてのサロンです。どうか皆様温かく見守ってくださいませ。
https://www.instagram.com/sa.ippuku/
是非覗いてみてください♡

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