ハーブのある暮らし〜残暑をスッキリ過ごす為に

今月のテーマは 「残暑をスッキリ過ごす為に」

ミント

ミント ハッカ 【薄荷】です

別名 セイヨウハッカ 

和名 コショウハッカ

学名 Mentha x piperita L.)

原産地 ヨーロッパ

メントールによるスッキリとした

爽やかな香りが特徴的

高さが50〜80センチの多年草

シソ科 茎が四角

ミントはハッカ属の総称

英語では  「Mint ミント」といい

ラテン語の 「Mentha メンタ」から来ている

また、中国でも日本と同じく「薄荷」の文字で(ボーファ)

『ミント』名前の由来🌿🌿🌿

語源は、ギリシャ語の「menthe(メンテ)」

に由来するギリシャ神話に出てくる妖精

(ニンフ)・メンテの名前からと言われている

ミントの名前の由来にはこんな

エピソードがあります

メンテはそれはそれは美しく誰もが羨む

容姿でありました。

冥界のハーデスは妻いるにもかかわらず

メンテを愛してしまい地上の世界から地下の

世界へ連れて行こうとしました。

するとその事に嫉妬した妻のペルセポネは

メンテをなんと草に変えてしまったのです。

あわれに思ったハーデスは芳香をはなつ

ミントに変えたという由来です。

愛するが故に。。。の出来事から。

ミントの由来ににはこんなエピソードがあったとは驚きです。

ミントの香りを嗅いだ時に少しだけニンフを

思い出しそうです。

(諸説あり)

日本原産の日本ハッカは、

洋種ハッカ(ミント)に比べて

メントールの含有量が高い事が特徴

最も有名なのは北海道

ハッカ油で有名な「北見ハッカ」

岡山も原産地

紀元前4000年頃から利用されて、古代ギリシャ時代

に地中海で栽培が始まりました

日本では江戸時から、
和種ハッカの栽培が行われており
その後、明治から第二次世界大戦前に
かけて天然メントールの最大の輸出国
だった時代がありました

昔から人々の生活に計り知れない
役割を果たしてきた「天然ハッカ」は、
かつて世界シェアの70%以上を
北見地方で生産していた時代もあったようです

(現在は、インドの生産量が盛ん)

ミントも、和種ハッカと、
西洋ハッカがありそれぞれ特徴がある中

交雑しやすいため種類の特定が難しい
現在では何百〜何千の種類があるとされている

北海道には元々「ひめハッカ」を
代表する在来種がありました

そこから何度も、何度も
品種改良が行われて
最後に品種改良が行われついた名前が

「ほくと」でした

ハッカの名前の変化

   「ひめ」→「ほくと」になった

(名前のことだまを感じる)女性から男性に

 <多くの品種があり日本薄荷の名前が素敵> 

北見しろけ(白毛)

あかまる (赤圓)

ほくしん (北進)

さんび  (三美)

まんよう (万葉)

すずかぜ (涼風)

はくび  (博美)

ほうよう (芳葉)

りょくび (緑美)

さやかぜ・わせなみ・あやなみ…..etc

植物の名前にしては珍しい・・・ような

なんとも、日本の「和」を感じるネーミングだな

と思います

ハッカの活用法🌿

*ミントウォーター(好きなフレッシュハーブと)

*虫除け・エアーフレッシュナー・入浴時のアロマ・

ハッカティー

(カーテンに吹きかけるだけで風に乗って爽やかな

空気が部屋中に広がります)

*消臭・抗菌

(マスクスプレー・マウスウオッシュ ……etc  

 (我が家では帰宅したら靴と靴箱にシュ!)

オールシーズン大活躍のハッカ!!!

フレッシュでなくても、市販のハッカ油も

色々あります。

是非お試しください。

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<プロフィール>

群馬県在住、埼玉県に勤務(往復100Km通勤3h

高2の娘と中3の息子と2児の母

働きながら、自分が今出来る事、

やりたい事自分のペースで楽しんでいます。

名前のことだま師

ひらがな50音から名前の音の中に込められた名前の意味をお伝えしてます。

(氏名は使命)名前はあなたへのメッセージ!

ハーバリスト

自然をもっと身近に。緑ある暮らし。

四季を感じながらより素晴らしいライフスタイルを!

現在テーブル茶道学び中

R-doorにてスィーツコラムを担当されていた

冨田尚子さんの「テーブル茶道SUI」にて

素晴らしいお抹茶の世界を通して自分と向き合いながら様々な気づきを学んでいます。

島村早苗