スペインでは２回あるクリスマス？

みなさん、クリスマスおめでとうございます！⁣⁣
あとちょっとで２０２２年も終わりですね。⁣⁣
年末年始は何かと忙しいことと思いますが、⁣⁣
皆さんも体調にはお気をつけて下さい。

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タイトルに
「スペインでは２回あるクリスマス？」⁣⁣
と書きましたが・・・。⁣⁣

スペインの子供達にとっては
本当にその通りなんです。⁣⁣
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実は、スペインはキリスト教国ですが、
１２月２５日に⁣⁣プレゼントを
もらうという伝統はありませんでした。⁣⁣

では、子供達がいつプレゼントを
もらっていたかと⁣⁣言うと、
何と１月６日の朝だったんです。⁣⁣
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キリスト教では、
キリストが生まれたのが
１２月の⁣⁣２４日から
２５日にかけてとされていますが、⁣⁣
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東方の三博士
（「三賢者」「３人の王様」とも言われます）が⁣⁣
生まれたばかりのキリストに会う為に旅をし、⁣⁣
ついにキリストのもとに到着したのが、
その１２日後の⁣⁣１月５日の夜となっています。⁣⁣
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そのため、
１月６日に子供達が目を覚ますと、⁣⁣
東方の三博士のプレゼントが
置いてある・・・と、⁣⁣
そういう感じだったんです。⁣⁣
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さて、この東方の三博士ですが、
スペインではその三博士の⁣⁣
一人が黒人ということになっています。
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私の義母が子供の頃の思い出に
ついて語ってくれたことが⁣⁣
ありますが、⁣⁣
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「朝目を覚ますと私のほっぺたに
黒人の博士のキスマークが⁣⁣
　黒く残っていて、それは
それは嬉しかったものよ」⁣⁣
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と言っているのを聞いて、
それってものすごい⁣⁣
人種差別では・・・と
思ったことも。
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今ではスペインでもすっかり
サンタクロースが一般化⁣⁣
しました。

１２月２４日にキリストの誕生を
祝い、１２月２５日には⁣⁣
サンタクロースからプレゼントを
もらうという流れに。⁣⁣
⁣⁣
そして、１月６日にキリストの
誕生を祝う東方の三博士の⁣⁣
プレゼントまでもらえるということで、⁣⁣
スペインの子供達はかなりラッキーです！⁣⁣
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親にとっては、一つプレゼントの
イベントが終わったと⁣⁣
思ったらまた別のイベントがあり、⁣⁣
子供達のプレゼント選びに
頭を悩ませる時期でも⁣⁣
ありますが・・・。
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我が家の場合、
サンタクロースのプレゼントは
子供達が⁣⁣本当にほしがっている
ものにし、

東方の三博士の⁣⁣プレゼントは
「もっと実用的なもの」と
言うことにして、⁣⁣

子供達それぞれにスニーカーを買い、
本などを足すように⁣⁣
しています。⁣⁣
⁣⁣
子供達の反応は・・・
さすがに「大喜び」と
いう感じでは⁣⁣
ないですね（笑）⁣⁣
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少数ですが、
東方の三博士の日にだけ
子供にプレゼントを⁣⁣
準備するという
家庭もあります。⁣⁣
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それはそれで
伝統を大切にするということで
良いと思います。⁣⁣

でも、スペインの冬休みの
開始が１２月２２〜２３日、⁣⁣

終了が１月７〜９日と
いうことを考えると、

東方の三博士の⁣⁣日に
おもちゃ等のプレゼントを
もらうと楽しむ時間が⁣⁣
少ないかなぁ・・・と、
個人的には思います。⁣⁣
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我が家では、毎年義理の家族や
夫の叔父夫婦を招いて⁣⁣
クリスマスディナーをしています。
（写真は、ここ数年の我が家のテーブルの様子です。）⁣⁣

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スペインではディナー開始が
９時頃と遅い上、

クリスマス⁣⁣ディナーともなると
終了が夜中過ぎになることも⁣⁣
しょっちゅうです。⁣⁣
⁣⁣
子供達を寝かしつけ、
夜中の２−３時位に
お客さんを見送った後、⁣⁣

必死に眠気と闘いながら
テーブルを片付けたりプレゼントを⁣⁣
出したりするのが恒例になりました。⁣⁣
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そして、次の日に元気に起きて
プレゼントを開ける子供達の側で、⁣⁣

半分眠った状態でボーッと
しながら写真を撮る私たち😪⁣⁣
２５日の家族写真はありません！！（笑）⁣⁣
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皆さんのクリスマスはいかがでしたか？⁣⁣
来年もどうぞよろしくお願いいたします。⁣⁣
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