メキシコシティの路線バス　Metrobus

こんにちは！　友月さくらです。


今回は路線バス　Metrobusの話。
スペイン語でバスはBUS。
発音は　”ブス”（笑）

前回のコラムにも書きましたが、メキシコシティは交通渋滞が激しいので
自家用車の利用を減らすようにいろんな対策が考えられています！


そのひとつが前回のレンタル自転車ecobici。
そしてもうひとつが専用レーンを走る路線バスMetrobus。

Metrobusは市内に7路線。
私は大通りを通る２つの路線をよく利用していました。
路線バスは他にもいろいろありますが、
治安上の問題や仕組みがよくわからなかったので他のバスには乗ったことがありません。

私の利用していたMetrobusも治安上の不安から利用を禁止している会社もありました。


Metrobusは基本的に専用カード（日本のSuicaのようなもの）を使います。
各停留所にある機械でチャージできます。
その他「クレジットカードも使える！」と宣伝もしていましたが、現金では利用できません。

運賃は１回６ペソ（約４２円）でしたが、昨年末に値上げし、現在は１回８ペソ（約５６円）のようです…

日本の運賃に比べると安いですが、６ペソから８ペソへの値上げにはかなり不満の声があがったとのこと。
バスに乗るときに専用カードを車内の機械にタッチ。
また、バス乗り場が駅のようになっているところは、ホームに入るときに改札でタッチします。

現金が使えないシステムなので、専用カードをもっていない見知らぬ人に
「あなたに６ペソ渡すから一緒に乗せてくれない？」と時々頼まれました。
専用カードを人数分タッチすればいいので、問題なしです！

ここまでは日本のシステムとあまり変わりませんが、メキシコならでは？の違いを。


☆時刻表なし
ずーっと来ない！！！と思えば、２台３台とつながって走ってくることもあり（笑）

☆バス車内のモニター画面
停留所名、持ち物から目を離さない！
貴重品の入っているものは背中側に持たない！など
注意案内が放送されるとともに、
車内に搭載されている防犯カメラの画像が順番に映し出されます。

☆警察官
市民の安全を守るため、いくつかの路線では各バス停に警察官がいます。
時にはバスに乗っていることも！

☆ピンク色のスペース
女性専用車両や専用座席があり座席の手すりがピンクになっています。
小さい子供や体の不自由な方も対象。
複数の車両がある場合は先頭車両、２階建てバスは１階後ろ側が専用ゾーン。
停留所にお知らせも貼ってあります。

☆２階建て
メイン通りを走るMetrobusは２階建てで、観光客のために荷物置き場もあります。

日本とメキシコの違いはいかがでしたか？


ちなみに市内観光バスは全て２階建てでカラフルなイラストなものが多いです。
こちらもいろんなルートがあり、とっても楽しいバスの旅ができます！
帰って来たばかりだけれど、メキシコにまた行きたいな～。

最後まで読んでいただきありがとうございました！
実は、今回のコラムを書きながら、
スマホで撮ったはずの『Metrobus 車両』の写真を探しましたが、見つからず。。。
ほかの写真はあったのに…。
メキシコ在住の姉のような優しい友人に急遽撮影をお願いし、送ってもらいました。
とっても助かりました！！

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