地方移住暮らし ー 私がアラフィフから地方移住に踏み切ったワケ ー
初めまして。
今回からコラムを担当させていただくことになりました、真田亜希子と申します。
私のテーマはずばり!
「地方移住」
子無し転勤族妻だった私が、
縁もゆかりもないここ大分県は杵築(きつき)市へ移住をしました。
しかも、別居婚での移住です。
〇地方移住
〇転勤族
〇田舎暮らし
〇在宅ワーク
〇リモートワーク
〇女性の自立
これらは、
コロナの影響でさらに注目されるようになったキーワードです。
実際に転勤族の妻として20年近く日本全国津々浦々に住み、
日本各地での暮らしを体験してきた私が、
地方移住の暮らし、仕事、生き方、など
実体験を踏まえた上でお伝えしていきたいと思っています。
今までのコラムニストの方々のようなキラキラ感は全くない感じになりそうで、
R-doorっぽくないかも?と心配ですが、
九州の海と山に恵まれた城下町からほっとするひと時をお届けできたら、
と思っております。
最初ですので、まずは自己紹介から。
岐阜県出身、
11月より大分県は杵築(きつき)市へ地域おこし協力隊として移住。
東京の大学を卒業後、商社でダイヤモンド裸石の部署で働き、
その後、国産化粧品会社、外資化粧品会社へ転職。
百貨店での化粧品カウンターの店長として3つのブランドで勤務しました。
転勤族の夫と結婚し、楽しかった仕事でしたが転勤のため泣く泣く退社。
その後はキャリアの断絶、自分の存在意義や価値、
母親になれない女性としての欠落感に悩み、
趣味も友達もいない引きこもりの鬱々とした生活をずっと送っていました。
そんな私ですが、45歳を境に
「人生は残り半分しかない。もっと自分らしく生きよう」と意を決して、
いろんなことに挑戦して行きました。
その時夫の転勤先が大分に決まり、大分県は大分市へと引越しします。
大分市は地方都市とはいえ、県庁所在地で大きな街です。
住まいも町の中心部の便利な場所にあるマンションでした。
東京などの大都市とは比較になりませんが、ある程度便利な暮らしが出来る環境でした。
ところが、大分で暮らす時間が長くなるに比例して、
空の広いところで緑に囲まれて暮らしたいと言う気持ちが段々と強くなって行きます。
今後も続く転勤妻生活ので場所は、ほとんどそういった地方の中心部。
そして、次の転勤による引っ越しのタイミングも目の前に迫ってきていました。
せっかく出来た大分でのお友達や人間関係。
芽生えてきた生業の芽。
今後も続く転勤妻生活は、地方都市とは言え県庁所在地の都会。
そして始まったコロナ禍の日々。
おうち時間が増える生活の中で、自分の人生や本当にやりたいことは何か?
と考える時間が増えていき、自然豊かなところで半農半X的な、
地に足をつけた暮らしをしたいと言う思いがより強くなっていきました。
夫が「大分に終の住処を見つけたい」と言ったことも背中を押す要因となり、
移住について本気で動き出したら運命も回りだし、
応援してくれる方々も現れました。
そして、
「移住するなら地域おこし協力隊で。」と10年温めていた願いが叶い、
行きたかった場所での採用が決定しました。
まだ始まったばかりです。
どうなるか私自身も分かりませんが、
とても楽しみで心が躍っていることは間違いありません。
○ゆっくりとていねいに
○拡大よりも濃く狭く
○古くからあるものや人とのつながりを慈しみ
○穏やかな暮らしを楽しみつつ
○自分らしさを見つけ自らの人生を歩む
そんな暮らしを、
アーユルヴェーダ、薬膳、薬草マイスターなどの学びを深めている知識を用いながら
目指して行きたいと思っています。
今後のコラムではさらに詳しく、
学び始めたきっかけや学んでよかったこと、
生活に活かしていることなどを綴っていくつもりです。
これから地方移住をお考えの方、
地方での仕事や暮らし子育てなどについて知りたい方、
地域おこし協力隊について知りたい方、
アーユルヴェーダ、薬膳、マクロビオティック(食養)、昔ながらの丁寧な暮らし、
地産地消、などなどに興味のある方にお届け出来たら良いな、と思っています。
自己紹介が長くなってしまいましたが、
これから毎月「きつき通信」として、
地方暮らしならではのその時期のオススメをご紹介していきたいと考えています。
今月は、薬草茶のご紹介です。
身近にある宝である薬草でお茶を作ってみませんか?
今とてもきれいな黄色い花を咲かせている薬草の
セイタカアワダチ草を使ったセイダカアワダチソウ茶です。
身近な和のハーブである野草、薬草は、気が付けば身の回りにたくさんあります。
セイタカアワダチソウは昔は喘息になるなどと言われ
邪魔者扱いされていたこともありましたが、
本来は抗アレルギーの効果を持つ薬草として古来から生活に溶け込んでいた植物でした。
抗アレルギーなので、デトックス効果がありますし、
免疫力も高めてくれ、煎じてお茶にしたり、入浴剤にしたりして簡単に活用出来ます。
※アレルギーのある方、皮膚の弱い方は気をつけて少しずつ大丈夫かどうか確かめながらにしてくださいね。
★作り方★
1 なるべく若いキレイな蕾やお花の部分をハサミで切って摘んできます。
(茎や葉も大丈夫です)
2 花の中に小さな虫がいますので、ボールにぬるま湯を張り、ゆっくりと沈めて押し洗いをします。
細かい汚れや虫がいなくなるまで3.4回繰り返します。
3 ザルにあげ水を切り、油をひかないフライパンで乾煎りします。
香ばしい匂いがしてきたら出来上がり。
4 荒熱が取れたら、お茶パックに入れ沸騰させたお湯に入れて煮だします。
黄色のキレイなお茶が出来上がります。
臭いや癖もあまりなく飲みやすいお茶です。
セイダカアワダチソウは今がちょうどシーズンで、ここ大分県杵築市(きつきし)では、
車道の脇や空き地などあちこちで目にします。
お子さんと摘みに行っても楽しいですし、ワンちゃんのお散歩の際に摘んでも良いですよね。
どこにも売っていない自分だけのオリジナルの和ハーブティー、ぜひ試してみて下さいね。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか?
来月からもどうぞよろしくお願いいたします。
R-doorオンラインサロンでは、
コラムニストやメンバーの皆さんとの
交流が出来ます。
【プロフィール】
真田亜希子
岐阜県出身
2021年11月から大分県杵築市の地域おこし協力隊
■Instagram:https://www.instagram.com/oitalife_akiko/
以前からのホームページはありますが、まだ地方暮らしに特化した内容になってません。
今後作成していく予定です。完成したらご紹介させていただきたいと思います。