ハーブのある暮らし〜よもぎ
とても身近で美味しく頂く機会も多いですね
(甘〜いもので頂く事も多いですね)
「よもぎ」はとても優秀なハーブです
日本で馴染み深いハーブ
(ハーブの女王とも言われる)
本当に、女性のミカタ
高さ50〜100㎝の多年草で
全国各地の野原や道端に群生しており
葉の表が緑色で羽状に切り込みがあります
裏面は綿毛を密生したシルバーで
とても素敵
キク科、ヨモギ科 (多草)
学名では Artemisia princeps
*学名はギリシャ神話の女神である
アルテミスにちなんで付けられたとの事で
なんだか素敵ですね
日本が原産国で
ビタミンB1、B2、C、
クロロフィル、カロテン、
葉にはカルシウムなども含む
鎮静作用、鎮痛作用、
消化促進作用、抗酸化作用、
止血作用、免疫強化作用、
などがあります
胃腸の働きを強めて
食欲不振や不眠症、
消化不良の改善にも役立つ
皮膚疾患や火傷の回復など
万能なハーブのひとつです
歴史は古く平安時代から
薬草として使用されており
由来を辿ると
古代中国の風習などにも
関係があるようです
<エピソードとして>
アイヌ民族は「よもぎ」を
「カムイノヤ(神の揉み草)」と呼び
葉や茎で身体を払って清めたり
ヨモギ人形を作り、
飾って疫病を追い払ったりする
儀式に使用していたとも言われいます
(セージの様です)
けがれを祓う意味で
香りの強い草を混ぜた餅を食べる
習わしがあったとも言われている
長寿を叶える薬草として
信じられていたりと
本当によもぎは素晴らしいハーブですね
端午の節句にショウブと一緒に束ねて軒下に
吊るす習慣があります
私は、5月5日にお風呂に入れます
<名前の由来>
四方に根や茎を伸ばして繁殖する事から
「四方草」(ヨモギ)という説や、
よく燃えるので「善燃草」(ヨモギ)
と言われる説もあるようです
<よもぎ利用法>
代表的な草餅・天ぷら・おひたし・胡麻和えなどポイント!
どのお料理もよもぎの新芽部分がオススメです
天ぷらにすると「モッチリ」です
<よもぎ蒸し>
韓国にて600年〜700年前
(日本は室町時代ごろ)から
行われている民間療法で煎じた
薬草の成分を体内に粘膜吸収させる温浴
素晴らしい「よもぎ」は飲んでも、
燃やしても、付けても、嗅いでも、
食べてもよし
薬効と温浴により
女性の多くの悩みを原因とする
「冷え」などの症状を改善に
導いてくれる手助けをしてくれます
3月桃の節句や来月端午の節句にも
大活躍のよもぎですね
是非皆さんも楽しく、美味しく、
暮らしの中に取り入れて下さい
ハーブを取り入れる事で
季節を五感で感じ取り、
内面からの美しさを育てることが
出来ると思います
<今月のことだま>
「は」4月とあり、それぞれに、
さまざまな始まりがあったのでは
ないでしょうか
「は」は羽ばたく!始まり!発信!
とても勢いの良い音です
希望を与えてくれる音なのでもし、
「は」のつくお名前の方に出会ったら
物事がスムーズに始まるかもしれません!
発信もいいかもしれないですよ!
今月も最後まで読んで頂きありがとうございました
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<プロフィール>島村早苗
群馬県在住、埼玉県に勤務(往復100Km通勤3h)
高2の娘と中3の息子と2児の母働きながら、
自分が今出来る事、やりたい事
自分なりのペースで楽しんでいます。
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