【R-doorインタビュー】高久恵美子さん
本日のゲストは、
一般社団法人日本美食脳アカデミー協会代表理事
高久恵美子さん
スタイルのいい高久さんですが、
子供の頃から風邪をひきやすく、青春時代はニキビに悩んでいたり、
体重が20kgも増減があったそう!!
(シンジラレナイ)
今は、「美しく健康な心身を育む食の教養」を身につけた
美食脳マイスターを約300人輩出されています。
食事のプロである高久さんに、起業のきっかけや、
これからの展望を伺います。
ーーー「美食脳」という形で活動されて、どれくらい経つのですか?
高久:法人化したのは2017年ですが、個人事業主として、
本格的に始めたのが2014年ですので、もう6年ですね。
ーーーすごい!! 私(和田)と同じく、看護師だった高久さんですが、
看護師の仕事って安定もしているし、やりがいもあるし、
そういう仕事から、今の食を教えるところに至ったきっかけはありましたか?
高久:看護師を辞めるのは、意外と、ポンとやめられたんです。
というのは、看護師も大好きな仕事だったし、
これから先も求められる職種であろうというのがあって、
また戻ることがあってもいいという気持ちで、
新しいことにチャレンジするワクワクの方が優っていた感じです。
今思うと、起業するまでに
たくさんの人からの背中の後押しやきっかけがあって。
例えば、看護師になって1年目の時に担当した患者さんに、
とある大企業の会長さんがいらっしゃって、
「君はここで仕事をしてる場合じゃないぞ」ってポロって言われて。
言われたときは、まだ1年目で、
看護師として色々知識を蓄えるのに頭がいっぱいいっぱいだったので、
そのときはハテナ?って感じで、あまり気に留めていなかったのですが、
おそらくそのことがきっかけで、いろいろなジャンルの本を読み始めたり、
自分の生き方をもっと幅広く考えていいんだろうな、というのを考え始めました。
それから、あるとき、
地元で母とスーパーで買い物していた時に見つけた張り紙に
「看護師の起業」とあって。
「やったみたい!」と言ったら母が「いいじゃない!」と言ってくれて。
いろんなきっかけが、
「起業」というものを捉えさせてくれたように思います。
ーーーそこからやりたいなと思っても、やる人、やらない人がいるわけで。
まずは何から始めたんですか?
高久:初めは起業したいというより先に、
自分の食生活変えなきゃいうのがあって、
それで、ローフードという菜食をベースとした食事法の勉強をしました。
はじめて食事の勉強をしてみて、
今まで、食事について考えてなかったんだなってことに気づきました。
勉強するなら突き詰めるタイプなので、ローフードの資格を取っていました。
資格があれば、
講座を開講できるということだったので、
ブログを書き始めたり、FBを始めたり。
やり始めたら、受講生さんが来てくれました。
当時は副業していいのか悪いのか
そんな知識もないまま、突っ走ってましたね!
無知って本当に武器ですよね。笑
当時の病院の規則上、本当はいけなかったのかもしれないけれど、
楽しさと、食の大切さに気づいたことで、
これは伝えなければ気持ちの方が強かったですね。
それに、ブログを書くのもFBも、楽しくて。
たくさんの方に講座をお申し込みいただけたのは、
看護師をやっていることも隠さず書いていたので、
逆にそれが信頼になったのかなと思います。
別のことで、人様のお役に立てることがあったのかと思い、
ご縁もあって、本格的に起業の勉強始めていきました。
ーーーそこから今の起業に至るわけですね?
ローフードを教えている時と今の美食脳って内容は近いんですか?
高久:もちろんローフードの良い点は取り入れさせてもらっていますが、
老若男女が日常で取り入れやすい内容にしています。
何よりも、ずっと継続できるハードルの低い食事法であることが大切ですからね。
わたし自身、菜食にこだわり過ぎたことで、
一時期ガリガリで、5号サイズの服のことがありました。
ガリガリの体なのに体脂肪率増えていったり、
あとは外食で食事が楽しめない不便さを自分で作ってしまっていて・・・。
起業の勉強をしながらだったのですが、
もう一度、食事とカラダのつながりを勉強しはじめたら、
食べ物って「バランス」が大事なんだなぁという基本に戻ることができて、
今の形に落ち着きました。
ーーー起業の勉強もしながら、看護師もしながら、
自分の学びを深めながら、同時進行だったんですね!
高久:そうなんです!常に勉強しながら進行してきた感じです。
よく、
「学びがまだ完全ではないから、ブログ書けません。起業なんてまだ先です。」
なんていう言葉も聞くのですが、
私は、思い立ったら即実行動タイプなので、
もったいないなぁと感じます。
食のことってすごく大事で、やればやるほど裏切らないと気づいた時から、
これは伝えなければ!という気持ちの方が強かったのですよね。
でなければ、看護師しながら顔出しして
ブログなどのSNSにバンバン投稿するなんて、やってなかったです笑
ーーー熱意がすごい♡
今は個人事業主から一般社団法人という形になっていますが、
法人化されてから、変わったことってありましたか?
高久:法人化してよかったのは、
信頼をいただけることが増えたなと感じることです。
信頼いただければ、その分仕事の幅も広がりますからね。
講演の依頼がきて、子供たちに伝えられる機会を得られたり、
経営者向けの団体様に呼んでいただけて、講演させていただいたり。
社会的信用を得やすくなったというのは、実感しています。
食とか、健康というジャンルは社会性のあることだから、
法人化したことで、
もっと社会に浸透させていくんだ、という自分への覚悟、自分への戒めにもなっていると思います。
ーーーますます活躍の場が広がっていきますね
高久:今って、食生活が豊かな時代です。
昔は質素にしかできなかったから、食の勉強なんてしなくても、
ある程度食べられていれば、自然と健康体質でいることができた。
だから日本で長寿の国になれたけど
今は、長寿は長寿でもすごく不健康な長寿。
なぜかと言ったら、
食文化がすごい発達してるけど
食事から自分の体に何を入れてるのかを知らない人が多すぎるのです。
大人が知らないことは、子供達にも伝わらない。
大人が健康美を持っていなければ、
子供達の健康美を作ることも難しいわけです。
これから一家に一人は
必ず食事の勉強をしていなければいけない時代です。
だからこそ、
もっともっと社会に、世界に広めていきたいと思っています。
これまではキレイになりたい女性に対して、主に活動していましたが、
これからは、もっと幅広く、
男性にも女性にも、いろんな人たちに知ってもらえる場所にしていきたい。
そのためにはどうしていけばいいかなと、研究の毎日です。
それが、自分の不調や体重の増減をクリアしてきたわたし個人としても、
そして協会としての役割かなと。
たくさんの方との出会いにより、より視野を広く。
いかに社会に貢献していけるかっていう視点で考えられるようになりました。
ーーー活動を広めていくために、これまで意識してしてきたことってありますか?
高久:今、協会を支えてくださっている人たちの多くは、元受講生さんだったり、
人様を介しての「出会い」がきっかけです。
もともと、人脈ゼロの看護師だったわけですから、
起業してから意識していることは、
いかに人様と交流し続けるかはとても大切にしています。
今の時代、SNSでも簡単にたくさんの方と繋がれるわけですからね。
勉強会、お招きいただいたパーティー、セミナーなど、
どこかへ出向いたら必ずその後も繋がれる関係性を持つための行動をすること。
今年から始めた新事業を一緒にさせていただいている方とも
勉強会での出会いがきっかけです。
懇親会や食事会には可能な限り参加をするとか、
いろんな所に小さなきっかけがあって、取りこぼさない努力は大切ですね。
ここまでこれたのも、本当に人様とのご縁ですね。
ご縁がきっかけで、セミナーをさせていただいたり、
そのセミナーから、講座を受講してくださる方がいたり。
だから、どこかに出向いた時は、いつもニコニコ笑顔を意識したり、
お声がけをさせていただいたり、すごく大事だと思っています!
ーーーこれからやりたいこと、展望を聞かせてください!
高久:人々が食の勉強をし、自身の健康美管理ができることが
当たり前な世の中にしたいと思っています。
今は男性の方の受講生さんも増えてきているんです。
英語教育が今小学校で義務化されていますが、
それと同じくらいの立ち位置で、食の教育というのが必要だと思っています。
子供達に食事を提供する機会が多いのは、そのご家庭の大人なので、
お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが、
少しても食のことを知っていてくれたら、家族皆で共有できますからね。
そんな循環を目指したいです。
もっと「食を学ぶ」「健康美管理を自分でする」を一般的なものにしたい。
私自身、今年39歳になり、
40歳を目前にして、劇的な人生の変化を感じています。
その分、責任の重さも感じるけれど、まさに自分が任されているんだと思い、
使命をしっかり果たしていきたいです。
そして、一人の女性としてもお伝えできることがあると感じています。
これまで関わらせていただいた受講生さんたちの多くが女性なのですが、
無意識のうちに結構な我慢をしてる女性が多いんですよね。
いつの間にか結婚して
いつの間にか子供が生まれて
主婦やって
家と会社の往復で
家事と育児に追われて。
自分について考える時間もないし、必要性も感じていないから、
自分の本心を無視して、いつの間にか体型も体調も崩して、という方がものすごく多いんです。
少なくとも、ご縁あって関わらせていただいた皆さんには、
色んな生き方があるんだよ、とか
母親だからって我慢しなくていいんだよ、とか
自分の時間や、
やりたいことを見つける時間を作る、とか
気づいたり学んだりしてもらいたい。
そのためには、自分がそれを体現している必要があるし、
良い影響を少しでもギブできる人でありたいと考えています。
難しいことは何もなくて、
旅行に行くとか、
住環境を整えるとか、
いろんな人とつながるとか。
いつまでも、成長して楽しく生きている自分であり続けること。
それを体現することで、たくさんの女性を
勇気付けられるづけられる人になりたいです。
わたしの周りの先輩方も、素敵な方が多いので、
目標があるからこそ走れます。
40代を迎えるのが今から楽しみです!
高久さん、本日はありがとうございました!
新しい事業も楽しみにしています。
interviewer:和田みさき
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