ちょっと疲れが抜けない時に。クエン酸

R-doorの皆さま
管理栄養士・調理師の
まえだともこです。


梅雨があけましたね!!!
今年は?今年も!?
梅雨時期の雨予報って難しいんだなぁと感じているこの頃です。



少しずつ寝苦しい夜も増え、
朝の目覚めが悪い…
昼間も眠い…


疲れが取れていないなと感じることも。



眠れていないことの原因が夜間低血糖なども場合もあるので、
原因の追求、原因に合わせた対処は必要ですが、
一般的に疲れやダルさにはコレ!『クエン酸』が有名でしょうか。


なぜクエン酸が疲れに効くのか簡単に説明すると、
身体の中に取り入れられた栄養を、
エネルギーに作り替える為の大役を担っているから!です。
(クエン酸回路って習ったこと覚えていますか?)


クエン酸は体内での合成もできますが、
やはりお食事で追加補給するとエネルギー作りを加速してくれます。


また、クエン酸をお料理に使うと、
一緒に摂ったミネラルの吸収も促進してくれるので、
一石二鳥ですね!



運動する時にもクエン酸を摂ると、疲労回復が違います!

できれば運動前に摂ると、
その運動中のエネルギーを効率よく作り出してくれるのでお勧めです♪

では、実践編!


クエン酸といえば、何の食材を思い出しますか?


レモン??
そうですね、柑橘類に多いです。
この時期は梅を想像される方も多いかもしれませんが、
梅はどちらかというと酢酸系。
梅は梅で身体に良いこといっぱいですが♪



レモン、ライム、かぼす、すだち、
シークワーサー、グレープフルーツ、…etc



酸っぱければ酸っぱいほどクエン酸含有量は多め。



もちろん、そのままでも美味しく食べられれば簡単に補給できますが、
お料理にも上手に使っていきましょう!


と言うことで、

今月の旬の食材のコーナー


今回は『柑橘類』です。


実は…路地物は8月から出回るので、
旬はまだ先なのですが…
年中あるのは、
レモン、グレープフルーツ、ライムでしょうか。


我が家で大活躍なのは
はちみつレモン
塩レモン

です。



はちみつレモンは、暑くなってきたこの時期の朝食にぴったり。
⁡毎朝白湯を飲んでいるのですが、それにも入れています!




娘はそのままペロリ♪
もしくはヨーグルトにのせて。
学校に行く前のビタミン補給と熱中症対策に。



はちみつレモンの作り方は、
(記述するほどでもありませんが…)

◯レモンをよく洗って輪切りにし、種を取り除く
◯清潔な瓶に入れる
◯蜂蜜を加える。
◯混ぜる。冷蔵庫で一晩置く。混ぜる。

です。


分量に決まりはありませんが、
レモン1個につき、50g程度の蜂蜜
美味しく出来ますよ♪



塩レモンは、お肉料理によく合います!!

今日のお昼は塩レモンで漬けておいた鶏胸肉を使って、
フォーにしました。



ビニール袋(アイラップ推奨)にお肉と塩レモンを入れ一晩置き、
朝、炊飯器にお湯と共に入れ、保温スイッチon!
1時間半ほど温めます。
取り出し、そのまま袋に入れて粗熱が取れるまで馴染ませます。
食べる前にほぐして麺の上に乗せました。


塩レモンも追加してのせ、爽やかなフォーの出来上がりです!




簡単な塩レモンの作り方は、

◯レモンをよく洗って切り、種を取り除く
◯清潔な瓶に入れる
◯美味しい塩を入れる
◯混ぜる。常温で一日置く。混ぜる。
◯冷蔵庫に移動させ、1週間保管。
(毎日1回混ぜましょう)

です。



レモンの切り方は、
使いたい料理によって形を変えていますが、
細かく切ったほうが塩レモンは早くできます。


分量は、
レモン1個に、塩15g程度です。


どちらも、国産、無農薬のレモンがおすすめではありますが、
なかなか手に入らないときは、しっかり洗って使用しています。


目に見えないので、試行錯誤?ですが、
粗塩でゴシゴシしたり、
農薬が落ちる!とされる商品を買ってみたり、
重曹で洗ってみたり…


農薬との付き合い方は、なかなか難しい問題ですね。


これまでレモンのご紹介でしたが、


ライムがある時は、
ビーフンなどの麺類に添えたり、
飲み物(アルコールも含む笑)に入れたり。


かぼすがあったら、焼き魚にかけたり。


すだちがあったら、お蕎麦に入れたり。
外食する時もすだち蕎麦、
見つけちゃうと吸い込まれて入っちゃう!



いろんな料理にちょい足しで、
クエン酸を体にプラス!




エネルギーを効率的に生み出して、
毎日元気に!
ますます暑くなりそうなこの夏を乗り切りましょう!!!



美味しく楽しく美しく
召し上がっていただけますように!



お読みくださり、ありがとうございました。


これまでのコラム一覧はこちら▼
https://rdoor-official.com/category/column/maedatomoko



R-doorオンラインサロンでは、
コラムニストやメンバーの皆さんとの
交流が出来ます。



≪プロフィール≫
札幌出身、埼玉県在住。管理栄養士・調理師。
病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、
家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、
リクエスト開催。グルテンフリーおやつも好評販売中。
https://lit.link/maedatomoko

まえだともこ