TKGが美味しく食べられる国！パラグアイ

こんにちは！友月さくらです。

今回は今住んでいるメキシコに来る前、
昨年の11月初めまで暮らしていた
パラグアイのことをお伝えします。

パラグアイは南米の真ん中にあり、
日本からみると地球のちょうど
反対側あたりになる国です。

子供の頃、公園の砂場を掘りながら
地球の反対側につながるかなぁ？
なんて考えていたことを思い出しました（笑）

さてTKG。オーストラリアで暮らしていた時、
当時小学6年生だった息子が突然

『お母さん、TKGが食べたい！』

TKGって？？？

今は皆さんご存じと思いますが、
当時は若者語（笑）だったので
私の頭の中は？？？がいっぱいでした。

「卵かけごはんだよ」あ～！なるほど！！

さて困った。

当時のオーストラリアでは、
車で20分ほど行かないと安心して
生で食べられる卵を買えませんでした。

『今すぐには無理だから、明日まで待ってね。』
と返事をした記憶があります。

日本とは衛生管理の法律が違う海外の卵は、
殻についているサルモネラ菌から
食中毒になることが多いため、
我が家ではできるだけ生で食べないようにしていました。
（サルモネラ菌は過熱することで消滅するそうです。）

そんなわけで、4年ほど前に
パラグアイでの生活を始めたとき
『ここでは安心して生で食べられる卵が
普通のスーパーで買えますよ～！』と聞いて、
びっくり！！びっくり！！

生で安心して食べられる卵は
“yemita”(ジェミータと読みます）

戦後、日本から移住された方の養鶏場のもので、
パラグアイのスーパーで売っている
卵の70％を占めているそうです。

初めてスーパーの卵売り場に行った時、
yemitaのパックの並んでいる量に
びっくりしました！

しかも6個入から30個入まで
バラエティも豊富。

そして、それと同じく驚いたのが
野菜売り場

もやし、白菜、大根、長ネギ、里芋、
干ししいたけなどの日本野菜が
普通に並んでいました。

スーパーのほか、宅配をしてくれる
日系のお弁当屋さんは
自家農園の野菜でお弁当を作っていて、
その野菜も買うことも出来ました。

見事な大根の葉っぱは我が家の常備菜に大活躍！

私が住んだ国の中で日本野菜が
こんなに簡単に手に入る国は
それまでありませんでした。

パラグアイは日本から一番遠い国なのに！
(日本からパラグアイへは2回乗り換え、
すなわち飛行機に3回乗ります)

そしてTKGに欠かせないのはホカホカのご飯。

こちらも移住された方の作っている
美味しいお米が日本食材店や
日系スーパーで手に入ります。

日本食材店では、手作りの納豆、
お豆腐、こんにゃく、がんもどき、
油揚げ、厚揚げ、うどん、お漬物、
日本風お惣菜パンなども販売されています。

パラグアイには移住された日本人、
日系人が現在約1万人いるそうで、
食品だけでなく、たくさんの企業で
パラグアイ社会に貢献しています。

そんなわけでパラグアイの人たちは
親日的で温かく、
とっても暮らしやすかったです。

最後にスーパーでの野菜の買い方を。
パックになっているものもありますが、
ほとんどの野菜は量り売り。

表示価格は1kg当たりのもの。
売り場に備え付けられている
ビニール袋に買いたい野菜や果物を入れ、
カウンターで計量、値段シールを付けて
もらうシステムです。

車で行ってまとめ買いをする人が多いようで、
カートも大きいです。

通路が広いので、大きいカートもスイスイ。

＜おまけの話＞

日本のTV番組で何度も紹介されているそうですが、
パラグアイには日本のお城があります！

日本から職人さんを招き、
材料も日本から運んで作られた本格的なもの。

お城を見たときには
“どこでもドアで日本へ戻ったの？”の気分でした！！

〈ノパルチャレンジ〉

サボテンの白和えを作ってみました。
塩糀を使うと簡単に美味しくできるよ～
と友人に教えてもらい挑戦。

人参とシイタケも加え、満足の味になりました。

次回はメキシコの朝食について書いてみようと思っています。
あ！食べ物の話ばかりですね～
読んでくださりありがとうございました！

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