冬にやってはいけない!?あのダイエット法
R-doorの皆さま
管理栄養士・調理師のまえだともこです。
先日、関東でもみぞれや降雪があったほど寒くなってきましたね。
寒いと運動不足になったり、冬のイベント毎が多かったりと、
ダイエットがなかなかうまくいかない…と悩む方も増える時期です。
夏までになんとか痩せたいのに。
来年こそ痩せる!と決めたのに。
そんな声もチラホラ。
今月のテーマは、
『冬にやってはいけない!?あのダイエット法』です。
◯◯を食べれば!
◇◇をすれば!
××を飲んで!痩せました!!!
という言葉に、つい引かれてしまいますが。
その人は、痩せたんだねぇぇぇぇぇ。
と、優しく受け止めて欲しいのです。
自分に合う方法は、自分の中にしかありません。
冬に一番危険なダイエット方法は…
「1日2ℓのお水を飲んで痩せる!」です。
夏の暑い時期、たくさん汗をかくような場合は、
たくさんのお水が必要かもしれません。
ですが、冬の寒い時期、どうしても巡りが悪くなりがち。
2ℓものお水を摂る場合、
汗をたっぷりかく運動とセットでないと効果がありません。
摂りすぎた水分はむくみの原因になったり、かえって冷えの元になることも。
水分の適正量は、1日6回に分けて200mℓ1.2ℓ程度です。
こまめに適正量を摂ることが、身体を冷やさず、乾燥からも守り、
冬を元気に過ごせる小さなコツですね
そして、冬は太る!とイメージがあるかもしれませんが、
体温を上げるために身体は頑張っているので、基礎代謝は上がる時期。
最初にあげたような、運動不足やイベント毎でのカロリーオーバーがなければ、
実は痩せやすい!
外でのウォーキングや軽く汗をかける運動が、とても効果を発揮します。
空高い冬の晴れの日はぜひ!外で身体を動かしてみてくださいね^ ^
今月の旬の食材のコーナー♪
今回は『蓮根』です。
蓮根掘りに行ってみたい!と毎年思うのですが、
まだチャレンジ出来ておりません。。。
泥だらけになって美味しい蓮根をゲットしたい♡
蓮根は、9月ころから収穫され、秋から冬が旬です。
美味しさと栄養と、しっかり歯応えでお口育てができ、アレンジも色々できる。
本当に万能野菜!!!
冬には必ずと言っていいほど冷蔵庫にあります。
その理由は、
粘膜保護したいから。
風邪予防したいから。
ビタミンC
免疫ビタミンLPS
ムチン
が、とても良い働きをしてくれます。
そして、豊富な食物繊維が、腸内環境も整えてくれます。
実は、みかんよりも多いビタミンC。
でんぷん質に包まれているため、加熱にも強く保たれると言われています。
先月お伝えしたボーンブロスの具としてもおすすめです!
ビタミンCは水溶性なので、汁にに溶け出しますが、スープとして飲めば大丈夫。
皮を薄く剥く。
フシ(写真の黄色◯)が実は栄養価が高いので、
出来るだけ切り落とさないで食べる。
これもコツのひとつですね。
ちょっと喉の調子が悪いな…と思ったら、
お味噌汁などの汁物に、すりおろした蓮根を入れて飲みます。
とろみがついて身体もポカポカ。
次の日にはスッキリ良い調子になりますよ^ ^
すりおろし蓮根、やってみてくださいね♪
美味しく召し上がっていただけますように^ ^
お読みくださり、ありがとうございました。
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≪プロフィール≫
まえだともこ
札幌出身、埼玉県在住。管理栄養士・調理師。病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、リクエスト開催中。
https://lit.link/maedatomoko