梅雨時期の頭痛対策に

R-doorの皆さま
管理栄養士・調理師のまえだともこです。


梅雨がもうすぐ!?と思うこの頃。

朝は肌寒かったのに、昼になると蒸し暑く、
お日様がでると真夏のような暑さ。
お洋服選びもちょっと難しくなりますね…



そして、

◎気圧の低さから、頭痛や自律神経のみだれ
◎湿度の高さから、水分代謝不足や食欲減退
◎日照不足から、ビタミンD合成不足とセロトニン不足


に注意して、対策を立てられると良いですね。



その対策として一つ
おすすめなのが、マグネシウムです。



マグネシウムは、
骨を作る時にビタミンDを活性型にする働きや、
エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。
その他、さまざまな体内の酵素の触媒や
反応を助ける働きを含めると600種類以上サポートしています。



ざっくり言うと、身体のあちこちでひっぱりだこ!



また、
血圧や血管拡張作用の調整がスムーズになり、
片頭痛も減ると言われています。



片頭痛改善のためのマグネシウム量は、
360〜600mg/日と言われています。





多く含まれる食品は、
豆類、ナッツ類、海藻類

他にも、
以前紹介したつるむらさきや、モロヘイヤ
煮干し干しエビ紫蘇なども多く含まれます。



こまめにいろんな食材を毎日の食事にとり入れられると良いですね!

今月の旬の食材のコーナー♪


今回は『紫蘇』です。



先ほどマグネシウムの多い食材でもご紹介しましたね!



その他にも、
βカロテンが豊富で粘膜を強くし
ビタミンBで代謝を助け
ビタミンEで活性酸素からの防御力を高めます。



亜鉛やマグネシウムも豊富!


ビタミンDとビタミンB12以外の全てが含まれる
とも言われているくらい、優秀食材です!!!


そして、消化酵素の分泌を促し、食欲を増進
胃腸も整えてくれる働きもあります。



なので、我が家の冷蔵庫には必ず!
と言って良いほどあるお野菜のひとつです。



紫蘇の栄養を効率よく摂るには、

」と一緒にすること。


脂溶性の栄養の吸収が良くなります♪



◎刻んで豆腐の上にのせ、ごま油をかける。
◎紫蘇、梅、醤油、お酢、オリーブオイルでドレッシング。


は良くするレシピです♪


以前お友達に教えてもらった、
紫蘇、しらす、チーズを入れたオムレツも
家族に大好評でした✨



その他、
◯餃子のタネに入れ、
◯麺類の具に必ず入り、
◯自家製紫蘇ふりかけなども。


紫蘇好きさんにはとってもおすすめなのは、
紫蘇で作るジェノベーゼソース


〇紫蘇
〇オリーブオイル
〇パルミジャーノレッジャーノ(粉チーズ)
〇にんにく
〇塩
〇カシューナッツ(くるみでも可)


をフードプロセッサーやミキサーにかけます。


じゃがいもと和えても、パスタにしても、パンに塗っても、
美味しいですよ!



保存する時は、
コップに入れ、茎を水につけ、
冷蔵庫の中で立てて保存すると長持ちします。



そういえば!
昨年の6月は娘と赤紫蘇ジュースを作り、
梅雨時期のジメジメを吹き飛ばす美味しさに
病みつきになりました!


そろそろ発注しなくっちゃ!!!



美味しく楽しく美しく♡
召し上がっていただけますように…


お読みくださり、ありがとうございました。


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≪プロフィール≫
札幌出身、埼玉県在住。管理栄養士・調理師。
病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、
家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、リクエスト開催。
グルテンフリーおやつも好評販売中。
https://lit.link/maedatomoko

まえだともこ