人前で緊張しがちな方へ【緊張しないための3つのヒント】

R-doorの皆さまはじめまして。
フリーアナウンサー、傾聴コミュニケーション協会のインストラクターの藤本 えりです。

今月から
お仕事開始前にお役立ちコラムになればとお届けしてまいります^^

コロナ禍により仕事のスタイルがガラリと変わり、
急激なオンライン化が進みました。

これまでリアルに人に接してきた方々でも、
オンラインによって、ご自分の話す姿を目にされる機会は増えてきたのではないでしょうか?


いかがでしょう。
そのお姿、声、話し方、ご自身のイメージ通りでしょうか?

40代〜60代、オトナの女性が、上品に印象良く
「ありたい自分の姿を体現すること」

そうして一度しかない自分の人生を、輝かしく歩んで行けたら、
きっと心豊かに自信を持って、歳を重ねてゆけるのではないでしょうか??

そんな想いから、これまで約5万人の前で話してきたアナウンサーとしての経験、
今月も20本近くの現場のご依頼をいただくに至っている「好印象の法則」を綴り、
お役に立てることがあればと思っております。



さて。
初回は人前で緊張しがちな方へ
【緊張しないための3つのヒント】

人前で話す時、
オフィシャルな場面であっても、プライベートな場面であっても、
緊張をしてしまうとなかなか普段通りに話せなくなりますよね。

声が震えてしまったり、
頭が真っ白になってしまったり、
話がまとまらなくなってしまったり・・・

そんなご経験、おありではないでしょうか?

そんな緊張の中でも、じぶんの魅力を最大限発揮したいですよね♡

本日は、そのための3つのヒントをお伝えします^^


①思考を整える〜見ている人は「敵じゃない」〜


緊張の正体の一つとして、「失敗したらどうしよう?」という考えがあります。
その場にいる人たち。画面の向こう側の人たち。

あなたの言葉を聞いていらっしゃる方々は、決してあなたの敵ではないんです。
この考え方を持って、本番に挑まれると、
不思議と笑顔の方に目がいったり、目元が緩んで見えたりするものです^^

ご自分もニッコリ笑って、緊張を解く空気感を作り出しましょう。

②準備を整える〜第一声を練習する〜


スピーチや講座の開催などであれば、全ては準備次第、です。

私たち、話すプロでも、「ここぞ」という場面や、
言いづらい言い回しなどは、繰り返し、繰り返し、、
(私は)集中力がある直前に口からついて出てくるように練習します。

特に、「第一声」を練習されることをオススメします!

タイミング、間合い、声色など、同じ音で、同じ状態で再現する。
それができるくらい練習していれば、練習と同じ滑り出しで勢いが掴めますし、
自信を持って、堂々と話せるのではないでしょうか^^

③呼吸を整える〜腹式呼吸を身につける〜

直前には、腹式呼吸での深呼吸をおススメします。
ボイストレーニングでも取り入れている、腹式呼吸。

私のパーソナルレッスンでも、
発声練習では、必ず呼吸法から、その呼吸を発声へと繋げる練習をします。

鼻から息を吸ってお腹が膨らませ、口から細く息を吐いてお腹をへこませる呼吸法。

これがなぜ良いかと言いますと、、
緊張している時に優位に働く交感神経を抑え、
リラックスしている時に優位に働く副交感神経を働かせることができるのです。

できれば腹式呼吸がよろしいのですが、
本番直前に、深呼吸をされるだけでも、よいと思います^^

この時に、ハンカチなどにお好きな香りを携えておかれて、嗅覚を刺激されるのもオススメです。
私はいつも、お気に入りの香りのハンドクリームを持っております♪

嗅覚は脳への刺激をしてくれますので、
きっと気持ちがフラットになって、リラックス効果が上がるはずです。

ぜひ、お試しくださいませ^^


この世は人の世。
もっともっと自信を持って コミュニケーションできる力を養い、
サラリと素敵に豊かに歳を重ねてゆける女性が増えますよう、その応援ができたら、大変嬉しく存じます。




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《プロフィール》
藤本 えり 
フリーアナウンサーであり、傾聴コミュニケーションのインストラクター滋賀県出身。
神戸の大学に進学後、ANAの地上職として関西国際空港に勤務。
グランドスタッフ、秘書業務を経て、結婚・出産後、フリーアナウンサーの道へ。
関西では、太閤園などホテルでのディナーショーを中心に活躍。
同時にビジネスマナーや接遇の講師として専門学校や大学で接遇の講義も行う。
2012年住み慣れた芦屋・甲陽園から横浜へ転居し、活動の場を関東へと移す。
以降、官公庁や外資系企業、医療系メーカーを中心とした講演会やシンポジウムの司会に抜擢され、
新型ウィルス感染拡大までは、300名から1000名規模での表司会を経験。
現在はWEBシンポジウムの司会を中心に、年間100件余りの受注を受ける。
自身の司会案件のほか、航空業界での人脈を生かし、キャスティング業務も請け負う。
講師としては、専門学校にてマナーの検定講師のほか、傾聴コミュニケーション協会のインストラクターとして、「聴く」ことを土台としたコミュニケーションの重要性をお伝えしている。