〜パラグアイの友情の日~
こんにちは! 友月さくらです。
今回は昨年まで住んでいたパラグアイの「友情の日=7月30日」
についてお伝えします
パラグアイ社会にとって、
友情が一つの生活様式(=生き方)
になるようにと
1958年に “El Día de la Amistad” 「友情の日」が誕生。
現在も7月30日が近くなると、
友達同士で集まって、
アサード(おまけ欄をご覧ください)
またはランチ、お茶をして、
多くの人々が「友情の日」をお祝いします
伝統的な楽しみ方のひとつに
“Amigo Invisible” 「見えない友人」
というものがあります。
「友情の日」の1週間ほど前に学校や職場で、
全員の名前をそれぞれ小さい紙に書き、
くじ引きのように1人1枚引き、
そこに書いてある人のためにプレゼントを用意します。
誰が誰にプレゼントするのかは当日まで秘密。
プレゼントはみんなの負担にならないような
金額(500円、1000円くらいなど)を事前に決めます。
プレゼントをする相手が喜ぶものはなんだろう?
と相手に興味を持ち、
その人のことを考える時間を持つことで、
同じクラスや職場にいる仲間へ思いを
寄せることにつながるとのこと。
仲良しだったらさらに友情が深くなり、
あまり付き合いのない人とは
新しい友情がはぐくまれるように。
当日はちょっとした食べ物と
飲み物を用意し、プレゼントを交換します。
プレゼントを渡す前に
相手の良いところを3つ伝えたり、
私がプレゼントを渡す相手は誰でしょう?と、
性格や特徴を言って、みんなで当てる
ゲームをしたりすることもあるそうです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが
(私はパラグアイで生活するまで知りませんでした・・・)
7月30日は “国際友情デー”
相手のことを考える時間が
人間関係を円滑にする。
個人間の友情の輪が広がっていけば、
世界平和につながる!
そんな思いをパラグアイ共和国が
国連総会で提案し、2011年5月に決まったそうです。
今月は大切な友人達へ連絡する
月間にしてみたいなぁと思います。
☆おまけの話①
パラグアイと言えば、アサード!!
牛肉が安くて美味しいので、
日曜日は家族、親戚、友人たちが
集まってBBQをします。
各家庭にはキンチョと呼ばれるBBQ設備があり、
毎週美味しいにおいがあちこちから漂ってきます。
炭の準備やお肉を焼くのは男性の担当。
塊肉を炭火で脂を落としながらじっくり焼きます。
私が住んでいたアパートメントのベランダにも、
もれなくキンチョがあったので
友人達を誘ってよくアサードをしました。
お肉は1人500グラム食べるという計算で用意(笑)
付け合わせ用にじゃがいも、ズッキーニ、
きのこ類、パイナップルを一緒に焼くことが多かったです。
お肉→パイナップル→お肉→パイナップル
と食べていくと、たくさんお肉が食べられます。
家で炭火が使えたので、
夫が焼き鳥やタンドリーチキンにも挑戦しました。
アサードが食べられるレストランもあり、
一度、とってもボリューミーなお肉を食べたことがあります
切り分け用についてきたのは、ナイフではなくて、包丁でした。
☆おまけの話②
パラグアイの首都アスンシオンにはたくさんの椰子の木があります。
椰子の木と言えば南の島や海を想像していた私。
パラグアイは南国ですが、内陸国。
不思議な感覚でしたが、強い日差しと椰子の木はいい感じ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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<プロフィール>
夫の仕事の都合で 通算12年目の海外生活中
今までに暮らした国はスペイン・ボリビア・
オーストラリア・ メキシコ・パラグアイ
昨年11月から2回目のメキシコ生活
食べることと映画を見るのが
大好きなアラフィフ専業主婦
コラム一覧 https://rdoor-official.com/…/overseas…/mexico-tomotsuki/