たかがデモ?で、3日間も自宅に帰れなかったこと(フランス珍道中)

みなさま、こんにちは♡

フランス在住、マナー、ティーコンサルタント金澤優子です。



今回は、自由の国フランス🇫🇷ならでは
のトラブル旅のレポートをお届けします。

フランスに住むのは3回目
(ただし毎回期間はとても短い)で、


旅行が大好きなわが家(夫と14歳の息子)は、
つねにクルマでの旅が基本。


自由にちょこちょこと魅力的な村々にふらり寄れるのが魅力的。


パリからオランダ、パリからスペイン、
最長ではハンガリーまで行ったこともあります。


ところが、今回珍しく『鉄道の旅』を選択したわが家。


8月も最終、子供の新学期も迫った夏の終わりに、
家族のバカンスで選んだ先は、ボルドーでした。


フランスの新幹線ともいうべきTGVでパリから
500km離れたボルドーへ向かいました。


その数日前まで日本に長期帰国し、帰仏すぐの旅。


行きのパリ・モンパルナス駅では、

『パス・サニテール(ワクチンパスポート』の提示を求められ、

『ああ、これが噂のパスサニテール!ついに始まっているんだ!』

と自由の国のフランスの突然の変貌ぶりに驚いていました。


フランスでは、この夏に始まった『パスサニテール』制度により、
レストランや大型商業施設、鉄道はパスがないと利用できない国
になっていました。



さて、ボルドーでの滞在は万事順調で、
名物のワインやカヌレを楽しみました。


3日間の滞在を終え、TGVの駅に向かう時のこと。


いつもなら、スーツケースを引きながら
フランスの石畳の多い道を歩くという選択はしがたく、
タクシー一択なのですが、

最後にボルドー名物の『トラム』に乗って帰ろう
ということになり、ちょっと不便な思いをしながら、
トラムの停留所に到着。

ふと見ると、停留所のある広場では、
大勢の人が群れ、大声で集会をしていました。

自由の国フランスではこのようなデモが日常茶飯事。
気にも留めていませんでした。

1人以上、アウトドアの画像のようです



デモ、沢山の警官たちを目の端で見やりながら、
10分以上が経過。

トラムは来ません。

それどころか、停留所で待っていた人たちが、
次々とその場所を離れ、
パラパラと去って行くではありませんか。


やっと、

『もしかして!デモのせいでトラムが運行中止なんじゃないの!?』

と気づき、その時点では、かなりまずい事態になったということは
直感でわかりました。

フランス、特に地方都市では、
タクシーがあんまり走っていないからです。

そもそも、日本のように流しのタクシーが基本ではなく、
ホテルなどで呼んでもらうのが主流なのです。

土地勘などもない私たちなので、
どこにホテルがあるのかもわかりません。


タクシーを求め求め、石畳の上をスーツケースを
引き引きどれほど歩いたでしょうか。

ついに車輪が外れました。

タクシーは一台も見当たりません。

他の交通手段もわかりません。

ついには、TGVに乗り遅れてしまいました・・・。

追加の費用がかかっても、次のTGVで行こう、
としましたが、もうその日はいっぱい!・・・


それどころかなんとなんと、次に予約できるのは、
3日も先だとのこと!ジーザス!


バカンス時期も最終のこの時期、
一斉にパリに移動しようとする観光客は、
私たちだけではないということ。

こんな具合で、3延泊のホテル代と追加のTGV

(直前のピークシーズンチケットなので、それはそれは高額💦
時期により列車料金が大きく変動するのも日本とは大きな違い)

代金を支払った私たち。

デモをなめちゃだめ!

(このデモは、🪧フランスのパスサニテールに抗議するものでした)

移動手段は、複数を確保しておくこと!

海外生活も16年目になりますが、
慣れた頃になにかトラブルはやってくる。

今更ながらの大きな勉強代となりました。

写真は、ボルドーから100キロくらいのところになるピラ砂丘。



足止めされてしまったおかげで、2度も行くことができ、
息子は大喜び、私たちも貴重な体験を短期間で2度もできて本当に幸せでした。

ボルドーに予定の倍もいることになったのは、
このためだったのかもしれませんね!笑

1人、自然の画像のようです


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【プロフィール】金澤優子
『外国語にも海外にも無縁』のOL生活から一変、
英国フランス米国マレーシアを『サーカスのように移動生活』
をする中で、なぜ日本人が誤解されたり、
バカにされてしまうのか?を知り、
『振る舞いを変えるだけで、扱われ方がガラリと変わる』
という衝撃を受ける。

現在、世界12カ国以上から、
人見知りでも素敵と言われる
『美たしなみマナー&コミュニケーション』、
味覚のステージが上がる『プレシャス!TEA道場』
をフランスからお届けしています。

コラムでは、40過ぎから最終ステージに向かう
私たち女性が身につけたい
『世界のどこでも、誰からも選ばれる、美たしなみの秘訣、海外での生活』
についてお届けしてまいります。

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