\大人になっても本気で遊ぶ!/ ってしていますか?

こんにちは!村井友起子です。

今日はインドのお祭り「ホーリー」について。


ホーリーって???

聞いたことない方の方が多いかと思います。
インドのお祭りの中でも大事なのは
ディワリ(ヒンズー教のお正月のような位置付け)と、
このホーリーです

ホーリーが過ぎると一気に夏!!!!
デリーは、4−6月は一気に45度くらいまで上がります。

私は、最高で48度を経験しましたが、
正直・・・42度までは東京の夏の方が確実に辛いです。

この時期のデリーはカラッとしているので
もちろん暑いけど汗が出ません。

ただ、ドライヤーの熱風に当たってる
感じなのでこの時期の肌の老化は激しい。

4年半いた私は、10歳ぐらい肌老化が
進んでいると思います。(切ない・・・)

美意識を高くせよ、と当時の私に言いたいです。笑

45度以上になると、流石に身体には負担で、
車も家も、エアコンをマックスにしても
冷えている感じがしないのです。

出かける10分くらい前にドライバーに電話をして

「エアコンつけておいてーーーー!」

と頼んでいましたが10分後に行っても、
そんなに冷えていないのが48度の気温の時。

車の中に光が差し込むと、
もう・・エアコンも効かないし、
頭もおかしくなりそう。

(皆サンシェードをつけているのですが、
一時期車の中の事件が多く、
サンシェード禁止になった時は地獄でした。。。)

話は脱線しましたが、私にとっては、
夏をむかえる合図でしかなかったホーリー。

実は、こんなお祭りです↓

”ホーリー祭はもともと豊作祈願の祭りであったが、

その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になった。

ホーリー祭の特徴である色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承で

この日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため

泥や汚物を投げつけたのが始まりとされる[1]

そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われている。

色水は色粉を水に混ぜて作る。”

(Wikipediaより)


毎年ホーリーの日は違って、
今年2022年は3月18日!

コロナ禍のホーリーは
どうなっているかは聞いていませんが、
実は日本でも開催されている
西葛西のホーリーフェスティバルは、
2020年から開催されていないようです。

基本的にはヒンドゥー教のお祭りですが、
宗教関係なく外国人でも参加しています。


「ハッピーホーリー!!」と
色粉もしくは色水が入っている
水風船・水鉄砲で撃ち合うのですがとにかく容赦ない!

外で仕事している門番やお掃除の人も、
みるみるカラフルになっていきます。


ちなみに我が家の夫は・・・
子供を門番に預けて、
近所のインド人の小学生と本気で
水鉄砲を撃ち合っていました。

その時の写真を見ると少年のように
走り回っている夫の姿がおかしくて仕方ない!!

童心にかえることができるお祭り、
それがホーリー!かもしれない。

私は、というと、実は・・・
参加したことがない!!!!!

毎年ずーっと、家のベランダから見学していました。

理由は
✔️ケミカルの色粉を使っている人がまだまだいて、
それが耳の中や目の中に入ると、
2・3日すると痛くなり、
後々病院に行くことになると脅された(嘘ではなさそう)

✔️単色では綺麗だけど、
全部合わさると顔中グレーになっているおじさんが
いっぱいいて、正直それを見ると怯む(2、3日グレーの顔色)

✔️私は寒さに弱く、、、
色水風船を当てられたらちょっとしんどい・・
(もはや日本の夏くらいの気温だけど涼しく感じるので。。)

そんなわけで
「私は絶対に、いや!!」と断り続けてきました。

でもね、今なら思うのです。

「もっと本気で遊んでおけばよかった!!!!」と。

色々インドのお祭りや文化は楽しんできたけど
ホーリーだけは楽しめず。それだけが心残りです。
(顔がグレーになるのは嫌だけど。。。)

もちろん、一定数、参加したくないって
思っている方もいて

「今日は外でない」「危険だから今日は家にいる」

なんて引きこもりを決める方もいると思いますが、
買い物などに出てしまうと大変!

私は「来るなよ来るなよ」という威嚇の目で
来させないようにしていましたが笑

やっぱりインド人(特に男性)は、
知らない人から色粉をかけられている人が多い。。。

「ハッピーホーリー!!」

ハッピーなことですからね。
かけますよね。

ちなみに私の楽しみは、
ホーリーの時期にあるSALE!!

前も紹介した、大好きなGoodEarthも
セールになり素敵な雑貨屋食器類を
ゲットすることができます。

私にとっての唯一の楽しみなのでした。

そんなわけでホーリーを楽しめなかった私ですが、
妄想だけはしています。

R-doorアースクリーン部で、
ビーチクリーン活動の後の水鉄砲祭り・・・
大人になって本気で遊ぶ・・・・
あれ??すごく楽しそうじゃない???
なんて、一人ニヤニヤするのでした。笑

下記の写真は、当時5歳の逃げる息子と、
至近距離で水鉄砲をかけるインド人少年笑

(夫は、近所の子供に対してもっと本気でした。)

▼過去のコラムはこちら

https://rdoor-official.com/category/overseascolumn/india-murai/

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【プロフィール】空間ビジュアルデザイナー村井友起子
長男が1歳になった2011年3月にインドへ。
インド(ニューデリー)4年半と
アメリカ(ニューヨーク)で2年子育て。
コラムでは、インドのことを発信。
ネタ満載の日常生活だが、
慣れてしまえば象が道路を歩いていることも
「普通」になる摩訶不思議INDIAについてお伝えします!
ホームページhttps://hplus-visualdesign.com