引っ越しで起こる、物の整理の仕方

はじめまして、皆様こんにちは。

今月の海外コラムを書きます、浜紗綾です。


私は4年間ニューヨーク州マンハッタン1年半の日本を経て
4年間ニュージャージー州イングルウッド
(ニューヨークのすぐそば)に住んでいました。




さて、6月も後半になりました。

6月というとアメリカの学校では年度末にあたります。

卒業式や終業式があるのも、この6月です。

そして6月末まで9月初めまでが夏休みになります。

夏休みに入ると子供たちがサマースクールに入ったり、
家族で帰省、旅行、引っ越ししたりすることが多くなります。


ということで、


今回はその引っ越しについてお話したいと思います。


引っ越しって本当にやること多いですよね。

国外に引っ越しとなると、
プラスしてホテル予約や空港までの移動手段の予約などと作業が増えます。

そんな中、まずは物の整理について、
いくつか紹介したいと思います。


①リサイクルショップ(Thrift Shop)


アメリカでは、不用品は寄付する考えがあります。

なので、The Salvation Army Thrift StoresやGoodwill、
教会などに持ち込みます。

(The Salvation Army Thrift Storesは荷物を家まで取りに来てくれます)


お安く買うことも出来ます
(掘り出し物を見つけることがあるかも)



②Moving Sale やGarage Sale
家の庭やサイトで不用品を売る方法です。


引っ越し前に家に招いて譲る、
Moving Saleと銘打ってお家の前でまたはサイトで手ごろな値段で売る方法です。

3月4月6月など異動が増える時期には頻繁にあり、
家具などだけでなく、調味料や日用品も
お友達に引き取ってもらったり譲ったりします。


③ゴミ箱に捨てる

ゴミ箱に捨てるアパートメントに住んでいる場合、
ごみを回収する部屋があり24時間毎日開いていて、
燃えるゴミ、ペットボトルや缶などのリサイクル品、
その他に分けて捨てられます。



なので、家具などはその部屋にそのまま置いてあることがあります。
(大きい家具の処理はアパートメントのコンシェルジュに相談します)

洋服や靴は、古着回収ボックスが町のいたるところにあるので、
いつでもそのボックスに入れます。


ちなみに、私の意見になりますが、


家電は電圧が違うことが多いので
手放した方がいいと思います。


変圧器があるので使えるとは思うのですが、
熱を発するもの(例えば、パン焼き機など)
変圧器を使用しても上手く使えません。

掃除機を日本から持ってきて、
変圧器を使って掃除機を使っていたら
コードから煙が出たということもよくあります。

また、アメリカは日本と違って


粗大ごみ代を払って捨てるということがありません。



日本に帰国する際は、大きいものを手放すことをお勧めします。

(必要だと思って帰国しても必要なかったということも多いので、
どうしようかなと迷っている大きなものは手放すことをお勧めします。
家の広さや天井の高さで家具のイメージは変わります。)


次に私が体験した国外引っ越しについて海外引っ越しの荷物は、
大きく分けて2つの方法で運ばれます。

航空便アメリカ日本間だと1週間~2週間くらいかかります。


例えば、どうしてもすぐ使いたい大型のもの(手では運べないもの)を運ぶ際使います。

船便アメリカ日本間だと2~3か月くらいかかります。


前述の航空便より安く済みます。

駐在員で引っ越しする場合、会社の方針で決まりますが、
船便代を出してもらえる場合が多いです。

会社によって違うので調べてみるべきなのですが、

❶船便だけでなく航空便も数個なら会社が出してくれるところ
❷海外にもっていかずに日本で保管するためのトランクルームの貸代金を出してくれるところ
❸海外住居を決めるまでの一時ホテルを出してくれるところ
❹海外での家具家電のレンタル代を出してくれるところなどいろいろ条件があります。

また、会社によって使う引っ越し業者が違います。
日本の会社だと日本の引っ越し業者を使うことが多いのですが、
外資系だと違うこともあります。

また、複数業者に見積もりを取らせて、
会社が決めることもあります。

ちなみに、
海外の引っ越し業者でも日本人が働いていることがありますし、
日本に着いたものも日本人が作業してくれます。

引っ越し業者によって、物の取り扱い方が違いますので、
しっかり保険はかけておいた方がいいと思います。

(前回の引っ越しでは、ベッドが傷ついていると
引っ越し業者の方が気付いて保険金を払い戻してくれました。)

食器などは、どの引っ越し業者も比較的丁寧に扱ってくれますが、
パソコンをプチプチの梱包材でグルグルにして扱うところ、
薄い紙を2~3枚巻いただけのところと扱い方が違います。


また、荷物を運んだ段ボールを回収してくれるなどの
オプションもありますので引っ越し業者に聞くことをお勧めします。

引っ越しは思った以上に体力と精神力を使いますよね。

全て滞在先で購入やレンタルをして過ごすのも一つの手です。


終わったら自分にたくさんご褒美を!




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交流が出来ます。



(プロフィール)浜紗綾

4年間ニューヨーク州マンハッタンに主人の駐在に帯同。
そのあと日本に本帰国し、もう海外に行かないと思っていた矢先、
再び主人の駐在に帯同することに。

子供の学校のことも考えて、今度はニュージャージー州へ。
2人の子供をニューヨークと日本で産んだ経験など
日本とアメリカの違いをつづっていければと思っています。
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