腰痛、ギックリ腰、坐骨神経痛とは?
R-doorのみなさん、こんにちは。
整形外科、背骨の専門医のいとうかおるこです。
毎月第3水曜日に女性のヘルスケアをお伝えしています。
今夜は満月ですね。
満ちる前から、
ここ数日パワーを感じていて女性の身体と月との密接な関係を感じます。
そして、今日10月20日は
世界骨粗しょう症デー
90ヵ国が骨粗しょう症の撲滅に取り組んでいます。
自覚症状がない、サイレントディジーズと呼ばれいて、
超高齢化社会の問題となっています。
40歳過ぎたら骨密度をはかりましょう!!
さて、今回のテーマは
【腰痛~ギックリ腰や坐骨神経痛とは?】についてお伝えします。
厚生労働省が行っている2年に1度の国民基礎調査でも
常に上位が
腰痛
東京大学の研究チームの報告では
40歳以上の2800万人は腰痛を持っているそう。
私も腰痛や坐骨神経痛があります(泣)
皆さまは腰痛、坐骨神経痛はありますか?
実は腰痛や坐骨神経痛は病名ではなく症状の名前です。
ギックリ腰は急性筋膜炎といって
筋肉や筋膜の炎症のことを言います。
重いものを持ったり
リモートで自宅の椅子で長時間パソコン作業があると
起きることが多いです。
坐骨神経痛は椎間板ヘルニア、
椎間板が飛び出て坐骨神経に炎症が起こり、
痛みやしびれ、筋力の低下が起きます。
骨密度が低いと転んだりしなくても
背骨の圧迫骨折といって潰れて
痛みが出ます。
季節の変わり目は気温差があり、
足元が冷えることも要因のひとつなので、
ゆっくりお風呂に入って血流を良くしてからお休みくださいね。
朝起きたときは身体が固くなっているので
仰向けでゆっくり息を吐きながら
片方ずつ膝を抱えたり
両膝をかかえて腰を伸ばすストレッチがオススメです
もし腰痛が2,3日経っても続くようでしたら
整形外科を受診して下さいね。
皆さまがHappyな毎日を送れますように。
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【プロフィール】
女性のための整形外科かおるこHappyクリニック院長
(2021年7月帝国ホテル本館4階に開業しました)
大学病院の骨粗しょう症外来で年間1000人以上の患者さまを診察して、
閉経前から予防の重要性に気づき、
(現在も非常勤講師として大学病院で骨粗しょう症外来を担当)
「いつまでも背筋を伸ばしてハイヒール」をモットーに
食事や運動、メンタルを3本柱に骨活(ほねかつ)をお伝えしています。