身体に良い物を食べる!よりも、腸を労ることから

R-doorの皆さま管理栄養士・調理師のまえだともこです。⁡⁡



11月って、「もうすぐ年末!?」と気忙しくなってきませんか?


⁡⁡元気に乗り切りたい
そんな今だから気にして欲しいことが今月のテーマです。



⁡⁡元気になりたい!綺麗になりたい!から、
〇〇を食べてみよう。
飲んでみよう。
⁡⁡と考えることは間違いではありませんが、
良いものを食べても、腸の状態が良くないと、
身体へ吸収してもらえず活用されていない。
そんなこともあります。⁡⁡



食べたものが本当に身体に良いかは、腸の状態によって変わるのです。
⁡⁡まずは自分の腸の状態チェックからしてみましょう。⁡⁡


食生活
◎朝食を抜くことがある
◎朝はパン派
◎外食、コンビニ食が週に4回以上ある
◎麺類が好き
◎魚より肉派
◎揚げ物をよく食べる
◎甘いものは毎日食べたい⁡⁡


日常生活
◎寝つきが悪い、寝不足(6時間未満)
◎朝起きても疲れが取れていない
◎早食い、ながら食い
◎運動不足(1日8000歩未満)
◎肌トラブルがある(肌荒れ、乾燥、吹き出物)
◎喫煙
◎毎日アルコールを飲む⁡⁡


便の状態
◎毎日出ない
◎色が黒っぽい
◎硬く、コロコロしている
◎いきまないと出ない
◎出しても残っている感じがする
◎便やおならがくさい
◎よく下痢をする⁡⁡


いかがでしょうか?
チェックはいくつ付きましたか?

⁡⁡チェックがあればあるほど腸に負担をかけているということ。

⁡⁡食生活、日常生活のチェックを一つでも減らし、腸を労り、
指標となる良い便に近づけていきましょう♪⁡⁡


今回は、生活の見直しからお話しましたが、
次回は、実際にどうするか。をお話できればと思います。



⁡⁡年末にむけて、イベントや会食も増えてくるかもしれません。
⁡⁡日常生活でまず整っていれば、その時々の楽しみも心から楽しめます。
腸を労って、身体の中から元気に素敵に。年末を過ごしましょう!⁡⁡



今月の『旬』のコーナー

⁡⁡旬の食材のコーナーですが、
今回は、食材ではなく『ボーンブロススープ』です。




⁡⁡腸を労り、栄養が取れる代表的なメニューです!


⁡⁡ボーンブロスとは、骨がついたお肉と香味野菜を煮込んで作るスープのこと。
煮干しなど、骨のついたお魚で取ったお出汁もボーンブロスといえますね。⁡⁡


煮出されたスープの中に、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が溶け出しています。
煮込むことで身体に吸収しやすい状態に分解されているので、
腸での吸収に負担が少ないです。


⁡⁡コラーゲンゼラチンのほか、
プロリン、グリシン、グルタミン、アルギニンなどアミノ酸を取ることは、
腸内の粘膜保護や抗酸化作用が働き、腸に存在する免疫細胞の活性化にも繋がります。


⁡⁡関節を保護する、コンドロイチン、グルコサミン、ヒアルロン酸
お肌に欠かせないゼラチンも含まれます。


⁡⁡ボーンブロスは、消化吸収もよく、栄養価が高いため、
離乳食から介護食まで幅広くおすすめです!
⁡⁡作り方はとっても簡単!


⁡◯骨つき肉
◯ネギ(青い部分)
◯生姜



を、沸騰しないくらいの温度でことこと煮込むだけ。
長時間(24時間〜48時間)煮込むことを推奨されていますが、
2時間で食べてはいけないということはありません。
(ただ溶出する栄養素が少ないです)



⁡⁡我が家では、上記の材料に、きのこと人参をプラスしています。



⁡⁡そして、ことこと…ほぼしません!


炊飯器にいれて、炊飯ボタンを押すだけ!
そのまま保温して放置。



食べる前に味を整えるだけ♪⁡⁡
味をつける前のスープを冷凍ストックしておくと、
うっかり切らしてしまった時や朝の忙しい時にも便利です♪


⁡⁡ただひとつ、気にしたい点も。


骨からもしっかり栄養をとる。
ということは、そのお肉自体も安全な物を出来れば選びたい。⁡⁡
どんな環境で育てられたのか、どんな物を食べて育ったのか、
抗生剤などの薬はどう使われたのか、など。



少し興味を広げてみると、より良く安心なボーンブロスなりますよ。


⁡⁡ボーンブロスはアレンジもしやすく、一度でご紹介しきれないので、
少しずつInstagramにも投稿していこうと思います。
よろしければご覧いただけると嬉しいです^ ^⁡⁡
https://www.instagram.com/maetomoko_0141/?hl=ja



基本の作り方はこちら。

⁡⁡=ボーンブロス===========⁡

【材料】
骨つき肉 (例:手羽先、手羽元 各5本)
長ネギ  青い部分 1本分
生姜   ひとかけ(お好みで)
きのこ  1パック
人参   1本
塩麹   大さじ1〜2⁡⁡


①骨つき肉に塩麹を揉み込み、つけ置く。
②炊飯器に、きのこ、ねぎ、人参、生姜、①の順に重ね、ひたひたになるくらいお水を入れる。
③炊飯ボタンを押す。
④炊飯が終了したら、保温のまま加熱。
⑤鍋に移し、好みの味に整え、出来上がり。⁡⁡


美味しく召し上がっていただけますように^ ^
⁡⁡⁡⁡お読みくださり、ありがとうございました。⁡⁡

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≪プロフィール≫
まえだともこ
札幌出身、埼玉県在住。
管理栄養士・調理師。病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、リクエスト開催中。
https://lit.link/maedatomoko