今出来ることをひとつ、ビタミンD
R-doorの皆さま
管理栄養士・調理師のまえだともこです。
暑い!と思ったら、長雨…からの、晴天になるとやっぱり暑い!
寒い、暑いを繰り返すと、身体の調子がおかしくなってしまいますよね
そして、少しの体調不良も、不安が募るこのコロナ禍…
身体の免疫システムを整えて、
勝てる身体作りがしたい!
そんな声はとても多いです。
免疫システムは、とっても複雑なので
一つの健康食品、一つの健康法だけでは、
機能が向上するということは、残念ながらありません。
「バランスの良い食事」と言われると、
なんだか耳にタコ…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
目標になるという意味と期待を込めて『ビタミンD』
ちょっと注目してほしい栄養素です。
ビタミンDは、免疫システムの調整役として、
免疫が過剰に働き、身体を攻撃してしまうことを抑制したり、
必要な免疫を働かせたりします。
そのおかげで、感染症の発症や悪化の予防、
ガンなどの生活習慣病の予防にも効果も期待されています。
更に、いとう かおるこ先生がお話してくださる、
骨の形成にも大切な、カルシウムの吸収を促進する効果。
そして、妊活をしている方は、
医師から検査を促されることが多くなったビタミンD。
血中ビタミンDが不足していると妊娠率が下がるという…
病院で一度、最近も自分で一度測定してみたら、
お恥ずかしながら、みごとにビタミンD欠乏でした
(※自己測定はAmazonで販売されています)
これを目の当たりにしたことと、
コロナ禍の今、ひとつでも不安を減らしたいこと。
骨を丈夫にして、長く元気に好きなことしたい!こと。
自分の未来の、こうなりたい、こうありたいを思い描いて、
今出来ることひとつバランスの良い食事を目指して
『ビタミンD』意識してもらえたら良いかなと思います。
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今月の『旬』のコーナー
『旬』とは、その食材が一年の中で一番おいしくて栄養価が高い時期。
日本の四季を感じ、楽しみ、その季節の不調を癒し、
自然への意識も育むことができる『旬』を紹介するコーナーですが、
今月は、先程話題に上げたビタミンDを
上手に取り入れる方法をお伝えしますね^ ^
ビタミンDを意識すると、
バランスの良い食事に近づくと先程お話しました。
それは、食の洋風化に伴い食べる機会が減ってしまった、
◎魚◎きのこ◎海藻に多いから。
ビタミンDを意識すると、
いろんな栄養素をバランス良く摂れる一歩になりますね。
お魚、週に何回食べていますか?
どの世代にも大切な栄養がたっぷりの魚。
すでに、よく食べてるよ!の方も多いことと思います。
魚の中でも、ビタミンDの豊富な種類としては、
鮭(サーモンもok)がおすすめ‼︎
一切れで一日目標量の半分程度を摂取できます。
ただ、すでにビタミンD欠乏症になってしまっている人は
もっと積極的に食べていく必要があります。
まず自分自身の状態が欠乏なのか、十分なのか、
知って目標を立てることも大切ですね。
そして、青魚もやはり良いです♪
どれくらい食べたら良いですか?
と良く聞かれますが、今の生活の中で、
頻度を上げてもらえれば
◎我が家の方法としては、
◎しらす、魚の缶詰は常備(朝ごはんに重宝します)
◎平日の晩御飯に焼き魚(または煮魚)を週2回
◎休日にはお刺身またはカルパッチョ
◎お出かけの際、おにぎりの具に鮭やかつお節
(◎副菜や汁物には、きのこや海藻)
◎IKEAに行った時は、必ず冷凍サーモンを大量購入‼︎
とっても個人的な方法もありましたが笑
面倒と思わない方法を探して、
魚を食べられる回数を増やしています。
皆さんのお魚レシピや、
アイディアも教えていただけたら嬉しいです^ ^
その他、ご質問もお気軽にどうぞ。
週末は、ご家族でお魚料理を楽しんでくださいね。
お読みくださり、ありがとうございました^ ^
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≪プロフィール≫まえだともこ
札幌出身、埼玉県在住。
管理栄養士・調理師。
病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、
家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、
リクエスト開催中。
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