9月。季節の変わり目に
R-doorの皆さま
管理栄養士・調理師のまえだともこです。
すっかり秋‼︎急に涼しくなりましたね。
朝に、長袖にする?それとも半袖?
夜は、タオルケットでいい?
軽い羽毛布団にする?と娘と二人、よく話しています。
気温がよめない…
そして、昼夜の気温差が大きい。
まさしく季節の変わり目。ですね。
そんな時、体温の調節をするために
身体はとても頑張っています。
何も活動していなくても消耗が激しかったり、
交感神経優位になってしまい、
自律神経が乱れてしまうことも。
なんだかぐっすり眠れていない気がする。
疲れが抜けにくい。
夏ではないのにバテているのを、
『秋バテ』とも言うそうですよ。
副交感神経を働かせるために、
◎自分がリラックスできる方法を考えて、少しでも時間をとること。
◎食事時間は携帯電話を置いて、ゆっくり噛んでゆっくり食べること。
◎湯船に40℃前後のお湯をはり、10分以上ゆっくり浸かること。
◎就寝前1時間は、スマホを使わないこと。
などが、有効です。
出来ることから見直してみてくださいね。
お食事では、
◎身体を温めること
◎免疫力を高める食材を選ぶこと
◎旬の食材を取り入れること
がポイントです。
今回も旬の食材をひとつご紹介しますね。
今月の『旬』のコーナー
『旬』とは、
その食材が一年の中で一番おいしくて栄養価が高い時期。
日本の四季を感じ、楽しみ、
その季節の不調を癒し、自然への意識も育むことができる『旬』
9月の今回は『きのこ』です。
きのこは、年中食べられるので、
旬を感じなくなっているかもしれません。
が!!秋の食材ですね。
旬のこの時期は、
県内ドライブしながら、
道の駅で天然きのこをゲット!出来ると、ウキウキします♪
皆さまの食卓には、きのこ、よく登場しますでしょうか?
・美味しさ
・低カロリー
・食物繊維
ここまでは良く知られていることかと思います。
ですが、まだまだ魅力たっぷり。
◯先月お話したビタミンD
◯免疫ビタミンと言われるLPS
◯たんぱく質、脂質、糖質の代謝を促進するビタミンB
◯肝機能を支えるオルニチン免疫を高め、身体を温め、循環もよくする。
そんな働きがきのこにはあるんですね。
上記すべてが、どのきのこにも豊富な訳ではないので、
いろんな種類のきのこを取ることが大切です。
そして、ひと工夫として、
日光に30分以上当てて欲しい!
ビタミンDが10倍にも増えるという研究結果もあるほど。
水分が程よく飛ぶと、旨味も増しますので、
お時間あるとき、ぜひやってみてくださいね。
きのこは、いろんな料理に入れやすいので、
あまり悩まないかとは思いますが、
我が家でよくする常備菜をひとつご紹介します。
「きのこのマリネ」です。
【材料】
きのこ 3種類以上
オリーブオイル 適量
マリネ液
・酢 大さじ4
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・てんさい糖 大さじ1
・かつお節 小パック1
オーブンを200℃に温めておく。
①きのこを一口大に割く。
②耐熱皿に並べ、オリーブオイルをかける
③オーブンに入れ、12分程焼く。
④フライパンにマリネ液の材料を全て入れ、火にかけ、ひと煮立ち。
⑤焼き上がったきのこに、④を加える。
⑥粗熱がとれてから、冷蔵庫に保管。
そのままでも美味しいですが、
卵焼きの具、麺類の具にも使えます。
心地よい季節を、心地よく過ごす為に。
きのこ料理を増やしてみてくださいね^ ^
お読みくださり、ありがとうございました。
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≪プロフィール≫
まえだともこ
札幌出身、埼玉県在住。管理栄養士・調理師。
病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、
家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、リクエスト開催中。
https://lit.link/maedatomoko