藍はハーブだった!
皆さんこんにちは
冬はフレッシュハーブが
なかなか難しいですが
様々なスタイルで暮らしに
ハーブを取り入れてお家時間も
楽しんでほっこり過ごしたいでね。
本日は 「藍」のお話です。
なんと藍はハーブだった!!!
そう、藍は紛れもなくハーブなのです。
ブルーベリー4倍ものポリフェノール量があり
そして高い抗酸化力を持つ素晴らしいハーブです!
手ぬぐいやTシャツなど藍染として
親しまれておりますが
藍は古くから薬草としても
暮らしに取り入れて
幅広く使用されていました。
「藍職人は病気知らず」とも言われていた様です。
煎じて飲んだり絞り汁を使ったり
葉は天ぷらで食べたり
沢山の用途があります
藍は、タデ科でイヌタデ属原産地は
中国や中東アジア紀元前3000年頃に
遺跡から染織り槽跡が発見されされた後、
紀元前2500から紀元前1500年頃の間には、
エジプトの古墳よりミイラの巻布として発見されたり。
なんと!
スタンカーメンのミイラにも
藍染が使用されていた事が
確認されております。
日本でも藍染は古から使われており
その歴史は古く飛鳥から奈良時代とされて
阿波の国(現在の徳島県)で当時庶民にも
とても親しまれていました。
しかし、輸入によるインド藍や
合成のものなども増えてしまい
需要が減ってしまいました。
昔は暮らしの中に根付いていた藍ですが
便利な生活となり少しずつ意識が
遠くなってしまいました。
それでも、藍はジャパンブルーと
呼ばれたりサッカー日本代表ユニホームカラーで
「サムライブルー」は藍色がルーツのようです。
このように藍は私達の目だけでなく、
心にも響く素晴らしい色合いで
私達を楽しませてくれます。
皆さんはフレッシュな藍を
ご覧になった時はありますか。
なかなか藍を育ている所に
行く機会はないですね。
葉は深いグリーンで花はとても小さく
可愛いらしい稲穂の様なカタチの濃いピンク色の花です。
藍染と言うと深〜い藍色を連想しますが
フレッシュの藍で染め上げると
青緑のような鮮やかな染め上がりで
そちらもとても素敵です。
ただし、藍は空気に触れると
どんどん色が変わるので
時間との勝負となります。
染色だけでなく生薬としても用いられていた事に
とても驚きますがそれだけの効果効能がある事を知り、
先人達が暮らしの中にと入れていた事を素晴らしく思います。
写真にありますのは、
藍の葉(乾燥させた物)で作ったリースと
フレッシュ藍で染色したストールです。
<リース>
藍の葉は、畑で刈り取ってから干して
乾燥させるのですが乾燥していくこどに
どんどん深いグリーンになり、
それから青みがかったグリーンへと
変化していきます
その色がまた素敵でした。
葉は5、6本ごとに束ねて吊るしながら
乾燥させたものをツルだけのリースに
差し込んで作りました。
リースの間には同じく乾燥させた花も
差し込んで整えます。
ポイントに銀杏の葉も小さなブーケにして
添えてあります。
<染色>
フレッシュ藍をミキサーにかけて液状にしてか、
染色したものです。
染置き時間の調整をすると、
お好みの深い色合いにも調整出来ます。
染色したあと沢山水洗いをして、
お日様と風のチカラでお手伝いを頂きながら
少しずつ色が落ち着くのを待ち乾ききったら
完成となります。
今回は「藍」テーマにお伝え致しましたが
いかがでしょうか。
もし、藍染に触れることがありましたら
少しだけ思い出して頂けたら嬉しいです。
今月も読んで頂きありがとうございました。
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【プロフィール】 島村早苗
群馬県在住、埼玉県に勤務
(往復100Km通勤3h)
高2の娘と中3の息子と2児の母働きながら、
自分が今出来る事、やりたい事自分なりのペースで
楽しんでいます。
名前のことだま師
ひらがな50音から名前の音の中に
込められた名前の意味をお伝えしてます。
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ハーバリスト
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現在テーブル茶道学び中
R-doorにてスィーツコラムを担当されていた
冨田尚子さんの「お抹茶コミュニケーションSUI」にて
素晴らしいお抹茶の世界を通して自分と向き合いながら
様々な気づきを学んでいます。