行事食は、子供ためだけにあらず
R-doorの皆さま
管理栄養士・調理師のまえだともこです。
あっという間に、3月ですね!
娘を見送りにいく朝、手袋が必要なくなって、あぁ春が来たなぁ。
暖かくなったなぁ。と。
冬にちょっと縮こまってしまった身体を、ぐぐっと伸ばし、動かして、
冬の間に溜め込みがちだった毒素を、さぁ!体外へ出していきましょう!って、
どうしたらいいのでしょう?
やっぱり、旬の食材が決め手。
旬の食材をすべて把握するのは、難しいかもしれませんが、
その季節にある行事食に目を向けてもらうだけでも、
その季節その時の体に必要な食材にふれることができます。
3月3日は、ひな祭りですね
女の子がいないお宅では、何もしない
または、子供が大きくなったら、何もしなくなってしまったという声もきかれます。
が!ぜひ!行事食は年齢問わず!楽しんでいただきたい!
子供の健やかな成長も、健康寿命を伸ばすためにも、行事食は重要です。
子供に行事食を伝えることは、
子供自身で健康を維持する知恵を蓄えることにもつながります。
映えなくても良い!ので、日本古来からの行事食を大切にして欲しい。
3月3日。何にしましょうか
はまぐりのお吸い物?ちらし寿司?桜餅?
自分自身のために、行事食、楽しんで、美味しく食べましょう
おすすめの食材は、こちらのコーナーで^ ^↓↓↓
今月の旬の食材のコーナー♪
今回は『菜の花』です。
旬は1月から3月。
今、スーパーでよく見かけませんか??
あぁ春が近づいてきたなと思う食材の一つです。
気になる栄養価(100gあたり)は、
- ビタミンC 130mg(ほうれん草の3倍)
- カルシウム 160mg(ほうれん草の3倍)
- βカロテン 2200μg(ほうれん草の0.5倍)
- ビタミンK 250μg(ほうれん草と同等)
- 鉄分 2.9mg(ほうれん草と同等)
- 葉酸 340μg(ほうれん草の1.5倍)
栄養価が高そうなイメージのほうれん草に、全く劣らず、
その他ミネラル分も豊富です!
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 抗がん作用
- 骨粗鬆症予防
が期待できる、素晴らしい野菜です。
料理の仕方も簡単♪
- さっと洗って
- 根本を切り落とし
- フライパンで30秒茹で
- お湯を捨てて、オリーブオイル、美味しいお塩で蒸し焼き出来上がり♪
お気づきでしょうか?
ほぼ先月の芽キャベツと一緒
先月、「芽キャベツ」のお話はこちら↓
特に面倒なことは考えず、ザザッと蒸し焼き!
旬のお野菜!
レシピ紹介した方がもしかしたら良いのかもしれませんが…
何も考えずいつものおかずにちょい足し、ちょい変えで、どんどん食べて欲しい!です。
なので、今回のお料理写真は
◯アサリの酒蒸し。(いつもはキャベツ)
◯お蕎麦の付け合わせ。(いつもはネギやきのこ)
◯肉巻き。(いつもはアスパラやインゲン)
いつものメニューに菜の花。
菜の花かぁ、どんな料理にしよう…と悩まなくていいんです。
もちろん蒸し焼きそのまんまで美味しいんですから♪
菜の花の定番からし和えでなくていいんです。
(からし和えは、子供も食べてくれない率が上がってしまいますしね)
3月3日のメニューとしては、ちらし寿司の上に彩りよく飾ってあったり、
蛤の潮汁に入っていたり、菜の花は使われていますが、ほんの彩り。
というより、ぜひ、たっぷり召し上がってくださいね^ ^
今度、やってみたいなぁと思っているメニューがひとつ。
アブラナ科野菜だけで、カレー
(あ!玉ねぎは入れさせてくださいっ)
ただの自己満足ですが
春休み、娘と一緒に買い出しに行き、アブラナ科野菜を探して、作ってみようと思います♪
出来たらInstagramに投稿します♪
もし良かったら見に来てくださいね^ ^
我が家のアク抜き方法も投稿しようかな…。
美味しく召し上がっていただけますように^ ^
お読みくださり、ありがとうございました。
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≪プロフィール≫
まえだともこ
札幌出身、埼玉県在住。管理栄養士・調理師。病院栄養指導歴3000件以上。
離乳食・幼児食講師として、500件ほどの個別相談を受ける。
我が子のためにと受講された離乳食講座から、
家族全員の食生活を守るヒントが得られると好評。
お出汁、発酵食、アレルギー食、食育講座なども、リクエスト開催中。
https://lit.link/maedatomoko