ハプニングから知る日本と違うペット事情

みなさま、はじめまして!

保育士&ベビーシッターとして、
頑張るママとベビーのお手伝いをしています、
やまさきみかこと申します。


小5の長男、小2の長女、年少の次女、
the九州男児の夫と兵庫県加古川市に住んでいます。

もうすぐ11歳になる長男が1歳になってすぐ、
夫の仕事で約4年間オランダのロッテルダムで過ごしました。

私、自慢じゃありませんが、

オランダ語はもちろん、

英語も話せません!

得意なのは関西弁のみ、、、笑

そんな私が、なんとか生活出来ていたのは家族をはじめ、
周りの方々に助けていただいたおかげです。


オランダって本当に親切な方が多いんです!

「オランダってヨーロッパだったよね?」

「オランダって何語、、?」

「ちゅうりっぷと風車しかわからん、、、」



そんなレベルだった私が
オランダ生活を通して知った

子育て中の母ならではの『発見』
や様々なハプニングから知った



『日本との違い』など


ちゅうりっぷと風車以外にもたくさんある

【オランダ🇳🇱の魅力】を私らしくお伝えできればと思っています




第一回目の今日は、
長男が巻き込まれたある事件から知った

オランダのペット事情についてお伝えしたいと思います。





オランダでの生活に少し慣れてきた頃、
近所のスーパーに買い物に行った時のこと。

店先に1匹の可愛らしいワンちゃん(犬)
が繋がれていました。

その横を少し離れて通り過ぎた直後
犬の吠える声と同時に、
私の少し後ろを歩いていた長男が

「ぎゃーーー!」と泣き出しました。

慌てて見ると、長男の腕に赤く歯型が、、、!!



私はパニックになり、オロオロ、、、

その騒ぎに駆けつけてくれた店員さんが
息子の腕を見てすぐに状況を察し
飼い主さんを探し出してくれました。

私は夫へ電話をかけ、
話を聞いた夫もこういう場合はどうすればいいのかわからず、
オランダ人の同僚の方に電話を代わり、
同僚の方が飼い主さんと話をしてくれました。

何度も謝る飼い主さん。
泣き続ける息子、、、
店員さんからも夫からも
すぐに近くの病院へ受診するよう言われました。

けれど、関西弁しか話せない私には一抹の不安が、、、
『犬に噛まれたってなんて言えばいいの、、、?』

しかもオランダの病院は、基本予約制。

飛び込みで診てもらうことがとても難しいのです。

(この辺りの話はまた別の機会にお伝えします)

でも今はそんなこと言ってられない!!

というのも、
オランダでは狂犬病の予防接種が義務化されていない
と聞いたのです。。。

万が一のことがあったら、、、
一刻も早く受診しなければ!!

すぐに向かうと言ってくれた
頼りの夫が到着するのを待っている時間はない!

そう思い、近くの病院へ。

ジェスチャーと『dog!』
を連呼しながら息子の噛まれた腕を見せ、
必死に訴えました。

なんとか診察をしてもらい、
幸い噛まれた所も傷ではなく、
痕になっていただけだったようで、

『OK!OK!』と先生。

ホッとしました。
(とはいえ、私のゼロに近い英語力なので
本当にOKだったのかしばらく心配でしたが、、)




オランダに来て出会うワンちゃんは
しっかり躾がされている印象だったので、
油断してしまっていて、とても反省した事件でした、、

息子が噛まれた時、
飼い主の方は必死に
『この子(犬)はまだ赤ちゃんだから。。。』
と言っていたのが印象に残っていた私。



後になって夫の同僚の方に聞いた話で、
その理由がわかりました。

オランダでは、ペットを飼うときに審査があり、
その条件はとても厳しくそうすることで、
簡単に育てることを放棄しないよう、
飼い主に責任を持たせているそうです。

動物の権利を大切にしていて、
狂犬病の注射が義務化されていないことも、
こういった理由もあるからだそう。

また、リードなしでお散歩をしている犬が多いのですが、
ちゃんと飼い主のそばにいて、吠える犬を見かけません。

ペット可のマンションでも犬の鳴き声はほぼ聞きませんでした。

というのも、
飼うことが決まったら、
まずはトレーナーのところでしっかり躾をするそうです。

それだけ飼い主の責任が大きい。

今回のように、
咬傷事故を起こした犬は
行政が殺処分を行える法律も定められているとのこと。

(飼い主が拒んだとしてもです)

飼い主の方が必死に訴えていた理由がわかりました。

他にも、日本と違うペット事情の一つに、
『犬税』という税金があり、
1年で約15000円ほどかかるそうです。

犬にも市民権がある感じですね。

公共交通機関(バスや電車)に一緒に乗ることもOK!

街中にフン専用のゴミ箱が設置されていたり
フンの清掃費も犬税に含まれているそうなので、

『そのまま放置しても当然でしょ!』

と考える方も多く、
オランダの街中を歩くときには、
足元に要注意です!笑



ということで、
今回はオランダのペット事情について
お伝えさせていただきました!

次回は「夜なのに眠れない!PM10:00まで明るい生活」
をお伝えできればと思います♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊






R-doorオンラインサロンでは、
コラムニストやメンバーの皆さんとの
交流が出来ます。

〈プロフィール〉やまさき みかこ

ベビーシッター、保育士(保育士歴10年)
小5長男、小2長女、年少次女、
同い年のthe九州男児夫との5人家族

夫の仕事の都合で、
2011年11月〜約4年間オランダのロッテルダムで過ごす。
現地で長女の妊娠、出産も経験。
英語もオランダ語も話せない中で日本との様々な違い
に苦労や失敗話も多々、、、そんな数々の経験から、
日本ではあまり知られていないオランダの魅力を
ママ目線で私らしく、お伝えできればと思います。

▶︎コラム一覧https://rdoor-official.com/overseascolumn/olanda-yamasaki/
▶︎ブログhttps://ameblo.jp/yamasaki-mikako-pnt