40代から知っておきたい女性ホルモンのあれこれ
R-doorのみなさん、こんにちは!
整形外科、背骨の専門医のいとうかおるこです。
女性のヘルスケアをお伝えしています。
春は花冷えなど、寒暖差があったりと
体調のコントロールが難しい季節ですね。
先日、明治神宮の菖蒲園の先にある清正の井戸に行って、手を清めてきました!
富士山につながっていて、つい最近までお茶室でお抹茶にこの井戸水を使っていたそうです。
木々が芽吹いていて、エネルギーを感じパワーをチャージしてきました。
普段、電子機器に囲まれいるのでこういう時間が大切ですね。
さて、今回はプレ更年期、更年期である
40代以降のRdoor世代の皆様に女性ホルモンについてお伝えします!
女性ホルモンは脳から指令を出して卵巣から分泌されています。
子宮を手術でとったとしても卵巣があれば分泌されています。
メインであるエストロゲンは女性の一生において
美と健康に欠かせないもの妊娠はもちろんのこと肌の潤いや髪のツヤ、
骨や血管を丈夫に保ち悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やします。
しかし、昔は寿命が50歳で人生が終わりましたが
現在は100歳時代閉経の平均が50.5歳とすると
人生の半分を女性ホルモンがほとんど無い状態で過ごすことに…
閉経とはいつを指すのでしょうか?
クリニックで骨粗しょう症検診の方に記入してもらっていますが、
月経がなくなって1年経ったとき、最後に月経がきたときをいいます。
それでもわかりにくいときはエストロゲンと
脳に女性ホルモンを出すよう指令を出す卵巣刺激ホルモンを
血液で測ることでわかります。
40歳未満で閉経になった場合は早期閉経と言われ、
ホルモン療法を行うこともあります。
そして、閉経の前後5年、トータル10年を更年期といい、
不調が出てくるのです。
次回は、知っていれば対処出来る更年期の様々な不調と
治療についてお伝えしますね!
皆さまがHappyな毎日を送れますように~
参考図書 閉経のホントがわかる本 集英社 対馬ルリ子先生、吉川千明さん
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【プロフィール】
いとうかおるこ
女性のための整形外科かおるこHappyクリニック院長
(2021年7月帝国ホテル本館4階に開業しました)
大学病院の骨粗しょう症外来で年間1000人以上の患者さまを診察して、
閉経前から予防の重要性に気づき、(現在も非常勤講師として大学病院で骨粗しょう症外来を担当)
美容誌美的のWeb版 biteki.comのヘルスケア「女医に訊く保健室」で
11月毎週水曜日に腰痛や骨粗しょう症についてお伝えしています。
3/17発売のオレンジページで骨粗鬆症の記事を監修しました。
「いつまでも背筋を伸ばしてハイヒール」をモットーに食事や運動、
メンタルを3本柱に骨活(ほねかつ)をお伝えしています。